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2021年1月 雑誌振り返り(坂道グループ関連)

2020年の雑誌の振り返りを以下記事でやって非常に面白かったが、1年を振り返るのは非常に大変な作業だった。
ということでひとまず2021年は1か月ごとに記事を書いてみる。

トピックス

・11/27 堀未央奈卒業発表(26thシングルの活動を最後)

・12/6 4期生ライブ開催

・1/27 26th「僕は僕を好きなる」リリース(センターに山下美月、フロントには梅澤美波と久保史緒里が抜擢)

買うべき

お金に困っているもう一人の自分がいたとしたら、最低限以下の3冊だけは買うことを勧めたいと思う(笑)

[1] 日経エンタテインメント! 2021年2月号

26thシングルのフロントメンバーへの3期生3人(山下美月・梅澤美波・久保史緒里)の抜擢は、現在の乃木坂46にとって最も大きな話題だろう。
だからこそ、その3人の個別インタビューはとても読みたかったし、その期待に応える内容となっていた。

3人とも、非常に気合いが入っている印象で、心を動かされるものがあった。
個別のインタビューではあったが、共通して各々が、グループ内での3期生の立ち位置が変化してきたことを自覚し、今後の活動に向け強い決意を口にしており、同じ方向を向いていることも読み取れた。
特に印象深かったのは梅澤。「今はグループを背負う覚悟ができています」「『温かい目で見てください』とは言いません。むしろ厳しい目で見てほしいです」といった言葉が非常に力強く、心をぐっと掴まれた。

さらに、同じく26thシングルでフロントに立つ1期生2人(生田絵梨花・齋藤飛鳥)のインタビューが掲載されているのが貴重だ。
3期生の3人が自らの立ち位置の変化を自覚していたのと同様、1期生の2人も自らの立場について再考している。生田は後輩との信頼関係を築いていく重要性を述べ、齋藤は3期生の不安を解消するのは自分の役割だと述べる。

だからといって1期生の2人は消極的になっている訳ではなく、むしろ意欲が増大しているのも面白い。
生田も齋藤もそれぞれが、今までは受け身的だったが自発的に発信して活動するようになったと口にしている。生田はまいやんの卒コンで「きっかけ」をアレンジして楽譜も自作したこと、齋藤は映像研のプロモーション活動について、とお互いに題材は違うが、全く同趣旨の発言をしている。

これはまさにシンクロニシティであるし、何か乃木坂46全体が一丸となっているような印象を受けた。

[2] B.L.T. 2021年3月号

正直読むまでは、なぜここで4期生の特集?3期生のフロントメンバーを中心に特集してくれよ!と思っていたが、それは全然違った。読み終わった後は、4期生の特集をしてくれたことに心から感謝した。

それは、4期生ライブについて振り返っていたから。それも、5人(遠藤さくら・賀喜遥香・清宮レイ・田村真佑・筒井あやめ)の異なる視点から。この時期3期生は各所で特集されていたが、4期生ライブをこのボリュームで振り返るのは非常に貴重な特集となった。

5人の異なる視点があったことは非常に良かった。例えば、早川聖来や清宮レイがリーダーシップをとっていたことは、誰の視点からも語られており、その存在感が感じ取れる。
では、遠藤さくらは?賀喜や清宮、田村の話では、パフォーマンスで引っ張るタイプでありあまり口に出すタイプではないことが伺える。しかし、筒井は「特に印象に残っているのはさくちゃんです。さくは、私と一緒であんまり意見を言えないタイプなんですけど、今回は振りが違うところを言ってくれたり、いろいろ教えてくれたりしました。」と語っている!
このような遠藤の変化を知れるのは、やはり5人それぞれにインタビューしているからこそだろう。

また、この5人は、選抜で活動してきた3人(遠藤・賀喜・筒井)と、初めて選抜に入った2人(清宮・田村)という分け方もできる。
そして、清宮のインタビューでは、選抜で活動してきた3人との実力差を痛感し悔しかった想いなども語られており、非常に面白かった。

個人的に、メンバー間で自発的に話し合ったエピソードなどが大好きなので、非常に面白い内容に詰まっていた。
1年前の3・4期生ライブでは3期生がリーダーシップを発揮していたことに心を動かされたが、同様に、今回の4期生ライブでは、新4期生も加入した中で4期生がリーダーシップを発揮していたということに心を動かされるものがあった。

惜しむらくは、この特集は選抜入りした5人の特集であるために、リーダーシップを発揮した早川へのインタビューが欠けていることである。
しかし、そんな絶望した貴方に朗報です。早川のインタビューはEX大衆2021年2月号にあります!これもめちゃくちゃ良い。リーダーシップを発揮しようと思った気持ち、清宮同様選抜組の3人との実力差を痛感した話など。これで完全に補完される。ぜひとも併せて読むべし。

[3] Platinum FLASH Vol.14

26thシングルでの活動をもって乃木坂46を卒業することを発表した堀未央奈。
特に期待もせずなんとなく読み始めたが、結果からすると、とても感動する最高のインタビューだった。

後輩に対する想いや、自らのアイドルとしての過去を振り返る言葉は、堀らしくきっぱりしていて、そのきっぱりさに、彼女が苦労して道を切り開いてきたからこそ今がある、そんな背景が透けて見えるような気がした。
また、卒業について周りに報告したエピソードの中では、齋藤飛鳥とメールで語り合った話が印象深い。齋藤と堀、次世代と言われた2人だからこそ共有できる感情がそこにはあるようで、裏を返せば、2人でそれだけ頑張ってきたんだろうとしみじみした。

一方で、2期生との活動に悔いが残ることや、「いきなりセンターに立つのではなく、いろいろと経験したうえでセンターに立っていたら、違った未来になっていたのかなと考えることはあります」という言葉は非常に切ないものがあった。

しかし、卒業後の未来に向けて力強い言葉を発しているのはやはり堀らしく、頑張って欲しいと思った。
この力強さは、乃木坂46の中でも、堀の際立った凄さだと感じる。
堀の特段ファンというわけではなかった自分だが、今、堀の卒業に向けて、かなり心を動かされている。

おまけ:無料記事でぜひ読むべきもの

乃木坂46のシングルリリース時期とあって、無料で読めるWeb記事も非常に充実していた。以下の2つは特に良かったので、読んでいない人にはぜひ読むことを勧めたい。

[1] モデルプレス

星野みなみ、岩本蓮加、大園桃子の個別インタビュー。
内容も充実していて無料でこれが読めるのは嬉しい。

特におすすめなのが、3人の中で唯一、前後編の2つに渡るボリュームとなっている大園桃子のインタビュー。
2019年に休養した時期の心の状況とその変化について触れられている。
無料の媒体でこれだけ触れられているものは他にないと思うので、ぜひ多くの人に読んで欲しい(すみませんこれは推しメン贔屓です)。

学校や会社を休むなどの似たような経験をした人も多いだろうし(自分もその一人)、まさしく今、似たような悩みを抱えている人もいるだろう。
休養の経験を口にする大園は、そのような人たちにとって、共感の対象でもある。

[2] WHAT's IN? tokyo

梅澤美波、田村真佑、清宮レイが3人で受けたインタビューはいくつか記事が出ていたが、中でも最も面白かったのがこれ。無料とは信じられない程にボリュームがあり、中身も充実している。

特に良かったのが、26thシングルのフロントメンバーに3期生3人が抜擢された話に際し、清宮が梅澤に向かって「久保さんはすごく気持ちが入ってるのかなと感じたりしました。どうですか?」と話を振っていることだ。
上で「日経エンタテインメント! 2021年2月号」の紹介をした際にも触れたが、3期生3人の気合いの入りっぷりはファンとしてかなりの関心事だ。
だからこそ、後輩の清宮もそれを実感しているのは面白いし、それを直接梅澤に聞いてくれるのも、ファンとしては非常に有難い。

一般にインタビューは、メンバー個別で行うものと、複数人で行うものに分けられる。
通常、パーソナルの深い部分の話題は、個別インタビューでこそ充実するだろう。
しかし、メンバー同士だからこそ出てくる話題というものがあり、この清宮の発言はまさにそれに当たるものだろう。
この発言1つとって大袈裟な言い回しかもしれないが、率直に発言でき、インタビューへのサービス精神が溢れる清宮だからこそ出てきた発言のように思った。

余裕があれば、以下の記事もかなり内容が充実していて良かったのでおすすめ。

・クランクイン

・Real Sound

読んだ記事一覧(リリース日付順)

2021年1月は非常に充実の期だった。シングルリリースがあり、乃木坂が話題の中心。
自分の記憶のある限りで日付順に。twitterとかの感想を貼ってみる。

・1/3 週プレNEWS

なかなかの神企画、短いけど充実
1/4発売の誌面と以下のWeb記事は同内容

・1/4 日経エンタテインメント! 2021年2月号

・1/5 乃木坂46×週刊プレイボーイ2021

例年通り充実の内容。
今年のドキュメンタリーは3期生。

・1/5 FLASH

遠藤さくらのグラビアは鉄板で好き。可愛い。

・1/12 日刊スポーツ

・1/13 TV station
内容は、3人のちょっとしたインタビューですがファンとしては発見もあって買って良かった

・1/15 EX大衆 2021年2月号

・1/19 齊藤京子1st写真集 とっておきの恋人

・1/20 週刊TVガイド

・1/22 月刊TVガイド

・1/22 アップトゥボーイ 2021年3月号

遠藤さくらのグラビアは鉄板で可愛い。

・1/22-25 モデルプレス

星野みなみ・岩本蓮加・大園桃子の個人インタビューが充実のボリューム。
大園桃子は休業の件についてもかなり触れられており、大園のインタビューを追ってきてると概ね認識できていた話ではあったが、無料なので是非桃子推し以外にも読んで欲しいと思った。
無料でかなり充実してる。

・1/23 B.L.T. 2021年3月号

非常に良かった。

・1/23 TSUTAYA News

・1/26 Real Sound

・1/27 TV LIFE

・1/27 blt graph. vol.63

梅澤美波インタビュー。

・1/27 クランクイン

・1/27 WHAT's IN? tokyo

・1/27 anan

山下美月可愛い。

・1/28 日向坂46新聞 2021年冬号

・1/28 Platinum FLASH Vol.14

・1/29 BUBKA 2021年3月号

・1/30 月刊エンタメ 2021年3月4月合併号

・定期連載 ヤンマガWeb 坂道ネクストジェネレーション

グラビアが無料で定期連載されている。
無料というのが信じられない程に充実の内容。

以上!

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