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3on3 Spring 姫路
皆さんお久しぶりです。
まず、ジュニアフレンドリーカップに参加できなかったため一言を言わせていただきたい。フォックスすぎ選手、鷹の爪選手、優勝おめでとうございます。 ジュニアフレンドリーカップの配信を全て見させていただいたが、本当にプレイのレベルも非常に高く、小中学生にかかわらず、配信で見た選手はどれでも決勝では結果を残せるスキルを持っていると思う。
それでは本題に入りましょう。3on3 Spring 姫路。
まず、皆さんはたくさん店舗予選で頑張ってきたと思うし、そこではさまざまなデッキが活躍したともいえる。全色、さまざまなリーダーでエリア予選の権利を得た方はいると思うし、むしろ意外性、店舗事の環境などによってどのデッキでも可能性はあったと思う。
ジュニアフレンドリーは人数でいうと3.5の中でもトップのはずだったが、ジュニアクラスとジュニアハイクラスの優勝と準優勝4人とも違うデッキを採用した上、色も3つに分けてる。面白い大会でもあったし、面白い環境であったと思う。
ただ、個人戦とチーム戦は全く違います。
個人戦とチーム戦の違い
個人戦とチーム戦は全く違うと言われても納得しない方は多いと思うので、一回その違いについて説明する。
まず、1つのデッキに当たる確率は最大33%。例えば全てのチームが赤ゾロを採用するとしても、当たる確率が33%にしかならない。
これが非常に大事なことである。この間の本戦に例えると、明確に環境を中心したデッキが白髭だった。白髭が非常に強いと思われ、勝てば勝つほど白髭に当たる確率が高くて、ほとんど全ての選手のデッキ選択肢、構築の形は白髭を中心としていた。
一つのデッキをメタることが不可能ではないが、ほとんど不意味。メタるならチームごとで、チームごとにメタらないといけない。
そして、先のポイントにつながるが、負けてもいい。当たり前の話ですが3on3ということはチームで2−1しても3−0しても、チームとしては1勝になる。個人戦でデッキを握る時は基本的に毎回勝たないといけないが、チームでは2−1をすればいい。となると、デッキ選択肢が大きく変わる。
まず、マッチアップ論でいうと、自分のマッチアップがより激しくてもいい。例えばデッキA、B、Cが環境トップだとしたら、チームでB、Cには10−0、Aには0−10のデッキを三つ見つければ絶対に優勝できる。
チームを作る時はどのチームを見ても、誰が誰と戦っても、2−1の有利不利のマッチアップを目標にしないといけない。なので、基本的にデッキ選択肢が狭くなるし、デッキも、カードの選択肢も他のチームメンバーによって全く変わる。例えば、ゾロヤマトエースの組み合わせとゾロカタクリエースの二つのチームがあるとしたら、ゾロのリストはおそらく似てくるが、エースの役割が非常に変わる。
なので、今回の環境でデッキとしてではなく、組み合わせとしてフォーカスしたい。マッチアップもこのデッキ対このデッキではなく、このチーム対このチームという形で見ないといけないと考えている。
ということで、今回の環境説明に入りたいと思う。
3on3 Spring 環境
Tier0(3割以上使用)ゾロ、白髭、エース
Tier 1( 1割以上)ゾロ、キッド、エース;ゾロ、白髭、ヤマト;ゾロ、白髭/エース、ロー
ゾロ、白髭、エース
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まず今回の大会においての王的存在
前回の公式3on3でも優勝を手に入れて、今回の環境の軸となるチームの組み合わせとなる。このチームのいいところは基本的に3人を同時に有利な対面を取ることができない。プレイイング非常に輝く組み合わせでもあるし、5マルコ12枚はとにかく強い。
どのチームの組み合わせでもゾロを入れてると思うが、赤3大将は最もゾロをメインにしている組み合わせだと思う。基本的に3大将対3大将はミラーx3じゃない限りゾロが勝つチームが勝つ。他の対面だとゾロがどちらかというと餌の役割を取ってる。ゾロが最も当たる確率高いデッキではあるため、他のデッキの組み合わせは白髭かエースの役割をゾロを狩るデッキに変えてるが、そうすると、白髭とエースに弱くなる。
3つのリストの最近の傾向も簡単に見ましょう
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3.5になってから最も強いと言われ続けて、ゾロのリストはかなり環境の序盤に比べるとリストの変化を何回もしている。常磐のリストではまだナミを採用されている型が多く、そこからイベントゾロが誕生し、ティーチソロも一時期流行っていた。
もちろんゾロは本当にどの形でも強いが、最近印象的に結果残しているのが9コスト髭抜きのゴードン入り型。こちらのリストには火拳が採用されているが、ナミを戻して2コストブルックを採用する形も発見している。3on3だと特にミラーよりも赤全体を見る必要があると思うので、そこでゴードンの採用が増えてるかと考えてい 。
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エースは最近 1、2週間で革命的な構築の変化があった。それが9コストシャンクス。カジュアルプレイヤーは 1枚新しカードが入るだけでそこまで変わらないでしょうと思っている方が多いと思うが、シャンクスの採用により、エースのゲームプランが大きく進化できたと思う。シャンクスの採用のより、エースのプレシャーが非常に高まり、色んな対面では受ける側から攻める側に変わった。
全てのゲームプランが9髭のリストに比べると防御が弱く代わりに、 1ターン攻めが早くなるし、それで相手は攻め側になりたい場合はタイマーが 1ターン早くなってしまう。
もちろん白髭型が弱い訳でもないし、同時に結果出しているからこそ、エースのポジションが非常に強くなった。5ターン目にどっちが出るかによって、そのターンまでの選択肢が全く変わるし、プレイで読みきれないと痛い目にはなる。
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髭ははっきり言って、ずっと強いです。
船がなくなったとはいえ、平均のパワーをアップすればいいだけの話。もちろんイゾウがアタッカーではなくなったが、先行を選んで、髭プランに耐えるだけでも今までの強い動きを今でもできる。
とはいえ、他の赤ほど変化がないので、3大将の弱点かもしれない。
赤には単純の色の強さもあるし、中でも色々な形があるが、5マルコセットが基本的にこの組み合わせの自慢でも理由でもあると思う。
ゾロ、キッド、エース
ここからは基本的に赤3大将の1人が入れ換えるので、その入替について主に話たいと思う。まずはキッド。
キッドは基本的に白髭と入れかえることが多く、エースにより不利の対面をする代わりに、ゾロと白髭対面をより有利にするという考え方と思う。最近のミッドレンジ型(スタートロー軸)やフィルム軸どちらも体の大きさとテンポのパワーでゾロと髭により強い対面を作る。キッド対エース、エース対ゾロ、ゾロ対髭以外の組み合わせだと有利対面を取れるのも強いが、他の味枠(ロー、黄色)には弱いため、3大将に当たらないと採用理由が薄くなる。
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そして、キッドは基本的に環境のトップに非常に強いが、トップじゃないものにそんなに強いイメージがないため、大会の序盤でいいマッチ運がないとタコ負けする可能性が高く、ただ決勝まで上げれたら優勝候補だと思う。
ゾロ、髭、ヤマト
ヤマトはかなり特殊で、個人的に3on3だからこそ活躍できるデッキではあると思う。髭には弱いが、エースとゾロに強く、いろんな味枠にも非常に強い。黄色全般にいえることでもあるが、上振れが負けることなく、下振れるとタコ負けの未来がまっている。とはいえ6000リーダーチーム合わせて二つあるめちゃくちゃ強い。
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味枠にもかなり歯が出るリーダーではあるし、10マムを使えないことはリリースのとこにかなり弱点だと思われていたが、現状の環境が早すぎてあまり使用するタイミングがないなう、黄色使うならヤマトがかなりいい選択肢ではあると思う。
大きな問題点としては、ヤマトはあまりプレイングを示せるデッキではないと思う。ゲームプランが非常にシンプルで、どの対面でもどの試合でも基本的に同じ決まった動きしかできないので、本当にトップのプレイヤーがより自ら勝ち取れるデッキを選ぶのではないかと予想している。
ゾロ、白髭/エース、ロー
ヤマトがプレイング示せないで選びずらいだとしたら、ローが示しすぎて選びずらいまである。こちらだけは抜ける赤枠は正直どちらでもいいと思います。構築によってマッチアップが非常に変わるので、耐える形でイベント多めに採用することもできるし、ビスタなど多く採用してゾロ狩りの形にもできるかと思う。
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ローはマッチアップでいうとエースと白髭を上振れるわけでもないし、どちらかというとほんの少しだけしただと思うが、プレイングの差を少しでもあると勝ちにつながるデッキではある。そして、環境の最後になってきたので、混色の基本的なパワーがおそらく前回の3on3より高く、ローで活躍したいのであれば、この大会がチャンスだと思うし、チームはどうであれ、ローを使いたい信者は必ずいると思う。
他のデッキについて
もちろん他のデッキが活用できないと思うし、個人戦であれば、ナミ、青ドフィ、スモーカー、ルッチ、リンリン、カタクリ、どれでもかなり可能性あると思うが、最近の3on3の結果も含めて、他の人の権利がかかっている中で自分の好きなデッキではなく、チーム3人で合わせて強いと思うチームを持っていく方が多いじゃないかと考えている。
そうなるとそこまで結果出してないデッキが自然と少なくなるではないかと考えている。環境が固まってきたというのもあるし、チームからのプレシャー考えると、普段より狭い環境になるではないかと予想している。
とはいえ、今回は初めて権利がかかった3on3 大会が行われるし、3.5でこれほど大きな大会がまだ一度もなかったので、もしかして僕が知らないどこかで 1ヶ月秘密にしているチームの組み合わせはあるかもしれない。
とりあえず、最後の3.5環境の大会で、どの結果が出るのかが非常に楽しみ。
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