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プロ・スキーヤーになるぞ!マカピーな日々#0675

マカピーです。

現在、北京冬季オリンピックが開催中ですね!

南アでは大家さんがDSTVというのに契約しているので、テレビをつけると100チャンネル以上の各種番組が見られます。

スポーツチャンネルも多く、テニス、ラグビー、クリケットそしてオリンピックゲームも見られるのですが、さすがに南ア選手が参加しているのかわかりませんけど。

それで思い出したのです、マカピーの冬季オリンピックといえばなんといっても札幌大会です。


札幌で冬季オリンピックが行われ、フィギュアスケートのジャネット・リンの可愛さにマカピーの心が揺さぶられ、当時の歌手アグネス・チャンと果たしてどっちが可愛いのかと真剣に悩んでいたマカピーでした。(アホか?)

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マカピーは群馬出身なので「じゃあ、スキーもスケートもOKだね?」って言われると困るのでした。

マカピーはスキーは自己流でも少し滑れるけど、スケートは全くダメです。

とにかくスケートは氷上で立つのが精いっぱいで体重移動ができず、豪快に転倒するばかりでヘルメット着用を真剣に検討したほどでした。

ですから羽生結弦さんや浅田真央さんの氷上の姿そしてアイスホッケーをやっているプレーヤーの動きはまさに神業としか思えないのでした!

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さてマカピーがスキーを始めたころのビンディング(スキー靴を板に留める金具)はスプリング式でコイルを革靴の踵の溝で止めるものでした。

当時のブーツは登山靴の様な革製だったのです。

しばらく履いていると、体温で雪が解けて革靴そのものが濡れてグジョグジョになるので不快、、それが寒くなると今度はカチカチに凍り付いてしまうのでした。

もちろん子供の頃の話ですから、自分の装備を持っている訳ではないので自分の足に合ったサイズをロッジなどで借りるのですが「乾燥室」から出てきたそれも生乾き状態で、足を入れたくなかった当時を思い出します。

現在のようにプラスチック製ブーツにソックスでOKとなったのは高校生時代からでした。それまでは毛糸の分厚い「スキー靴下」を履いていたんですから、時代は変わりましたね(笑)。

子供時代のマカピーは「ひどい車酔い」に悩まされていたので、バス移動は苦痛が伴い、年にせいぜい1度か2度程度のスキー練習でした。

これでは上達することもなく、いつまでたっても緩斜面でのボーゲンスタイルから抜け出せない時期が続き、ようやく高校時代は幾度か友達と出かけたものの、その後にスキーに行くことはありませんでした。

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家族と一緒にネパールで暮らしていたころで1998年ころだと思うのですが、オーストラリアへ旅行した際に、首都のあるキャンベラからクーマへ行った先にブルー・カウ(Blue Cow)という妙な名前のスキー場を見つけたのでした。

クーマに宿を定め、レンタカーでケーブルカー乗り場まで行き子供3人を連れてブルーカウのスキー場へ行きました。

そこでマカピーと子供たちは初めてレンタルスキーやウエアをセット借り1スキー教室で過ごすことになりました。

内心「このくらいの年齢でスキーをやれば、きっと基本が身につくでしょう」って思ったのです。

Blue Cowは内陸の山地にスノーマシンでコースを維持していたのですが、さすがに高地だけあって時々吹雪くこともありましたが、十分楽しむことが出来ました。

一方マカピー妻は、そもそも寒いのが嫌いで「アナタたち勝手に遊んでいてちょうだい」とクーマの宿で食事の準備をしながら本を読んで過ごしていました。

さて、大人のマカピーと幼い子供たちは最初から別のクラスでした。

ところが、半日コースを終えると子供たちはすぐにコツをつかんで滑れるようになるのでした。

凄ーい、何ていう習得の速さなんだ!

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3人とスキー場内のレストランでランチを食べると、もう待ちきれない彼らはリフトに乗ってクラスでは行けないところに行きたがるようになりました。

そして、自由にいろいろな狭い場所へガンガン行くのですが、長いスキー板を使っているマカピーは彼らの後をついてゆくのが大変でした。

1週間たってスキーを終えるころには三人兄弟はこぞって

「将来の夢はプロのスキーヤーになるんだ!」と叫んでいました。

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さて、その後成長すると、英国でラグビーをやる長男、カナダでサッカーをする次男そしてアフリカの高校時代バスケットボールで両肩脱臼を経験してしまう三男とそれぞれの道を進むのでした。

もちろん、それぞれ高校、大学時代にスキーをする機会があったのですが、スキーヤーを目指さなかったのはやっぱりスキー場のない国に長く住んでいたからかも知れませんね。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。きっと環境は人を作るのでしょうね






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