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なるほど ザ・糠(ぬか)入手法 マカピーな日々#0333

マカピーです。

元気になってきた義母が「ぬか床」用の糠を入手したいというのでゲットしましたのでその入手方法についてお知らせします。


近所のコンビニにもドラッグストアにある所はありそうです。製品としては加工された煎り糠(いりぬか)の場合が多いようです。

マカピーはホームセンターに行き、そこの食品売り場で係の方に尋ねたところ「煎り糠」500g 700円ナリを案内されました。

(うーん、違うんだなあ)

マカピーはさらに尋ねました。

マ:「そういえば、外に設置されている自動精米機から出る糠はいただけるのですか?」

係:「そういえばありましたね。ちょっと聞いてきます」

しばらくして、戻ってきた係の方は「あれば自由に持って行っていい」と教えてくれました。つまりタダって事です

そこでセンターの屋外に設置された自動精米機が4台ほど並んだ場所に行くのですが、実はマカピーは自動精米機を運転させた経験がないので全くの不案内でした。

ちなみに、精米とは貯蔵されている玄米を搗く事で、ヌカ層や胚の部分を取り除く作業の事です。出来上がったものを白米といいます。ヌカはぬか油といわれるように油分があり、清酒を作る際のジャマモノとなるのでかなりとり除く必要があります。その割合を搗精歩合というのですが清酒製造では6分搗きなどになると、玄米全体の4割も糠にして捨てるのですから高級なんですね!ちなみにマカピーはビタミン豊富な玄米のご飯をたべてます。

さて、糠のありかが分からないのであたりを探していると、ちょうど担当の方が精米機周辺の掃除をしていました。ラッキー。

マ:「糠をいただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

係:「分かりました。こちらにどうぞ」

精米小屋からダクトが出ていて糠を貯める貯蔵庫があるんですね!

彼の説明で重要なことが分かりました。

1.基本的には糠は精米しているお客さんの所有物であること

2.お客さんが精米操作している間に糠貯蔵庫を開けてはダメ。それは糠がその客のものであるのと、ダスト状の糠が庫内に充満して大変なことになる

3.お客さんがいないからといって糠貯蔵庫の糠は当店の所有物でもない。だから販売もできない(なるほど)

4.結局、ほとんどの糠は利用者がいないと廃棄される。誰かが利用してくれると廃棄の手間が省ける

5.取り出し作業は、糠が体中にまとわりつくことになるのでウインドブレーカーのような上着の準備が必要

マカピーは結局この係の人に大きなプラスチック袋一杯(約4㎏程)にしてもらいました。とてもいい香りがしましたが、もちろん無料です。

袋詰めの途中で彼が「肥料ですよね?」と尋ねられたのでマカピーは糠漬け用途は言わず「ハイ」と答えました。

つまり、糠は栄養価が高いので肥料としても利用できるのでこれを回収する人の多くが家庭菜園に利用していることが分かりました。

堆肥を作る際にも混ぜるとよいそうですので、もっともっと利用されてもいいはずですよね。

さて、糠漬けですがマカピーもぬか床を作って冷蔵庫に入れて置いたらすっかり忘れてしまいダメにしてしまった事があります。

美味しいものを手に入れるには、やはり手間がかかるんですね!

今回は、義母の糠漬け用の糠をゲットし大量に余った糠はコンポスト(堆肥)ように土にすき込んでおきました。

義母の糠漬けの出来具合でマカピーもぬか漬けに挑戦しようかしら?


最後までお読みいただき感謝します。このまま日本滞在を続けてぬか漬け生活に突入するのかしら?



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