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I Love トランバイ マカピーな日々#0343
マカピーです。
ウズベキスタン滞在中に路面電車(トランバイ)に乗る機会がありました。
かつて日本にも各地で路面電車が沢山走っていた時代がありました。
戦前戦中派のマカピーの母は群馬で路面電車に乗って女学校へ通ったそうですが、よく脱線して乗客が下りては皆してレールに戻したと語っていたくらい一般的だったようです。
今でも広島や長崎でも路面電車があり、レトロ感があるのでマカピーもそれに乗るのが大好きです。
ところが、マカピーのトランバイに関する概念を覆したのがマカピーの三男が行った大学のあるドイツのブレーメンの路面電車(トラム)でした。
グオーっと一気に加速する高性能車両で、おそらく一般道路で80kmくらい出していたと思います。(乗って怖く感じたほど)
空港へ行く広い幹線道路ではガンガン走る一方で道路が狭い古い町並みを通る路線もトラムは速度を落としてもスイスイと軌道を楽しむことが出来ます。
当時ブレーメンは世界一トラム路線がある都市だったそうですけど。
マカピーはトラムには性能もいろいろあり、日本でも「町おこし」に使える技術だと思いましたが一般車両との共存のために法整備も必要だと思いました。
それは公共交通機関利用を推し進めるのに特に必要なもので、その事をドイツのハノーバーの友人と公共バスを利用した際に教えてもらいました。
友:「マカピー見ててごらん。バス停に止まってもバスを追い越す車両がほとんどないだろう? それは公共バスには特権があって接触事故を起こすと一般車両の方が罰金を取られるんだ。一般車両がバス路線に入り後ろから来たバスに衝突されても文句が言えないんだよ」
マ:「それだったら、バスを利用しやすいね」
友:「しかも路線バスは特殊な発信機を持っていて、バスが近づくと交差点の信号機が反応して、次々に青になって信号停止のロスがなくなるように設計されているんだ」
マ:「おもしろいね。都市での交通渋滞緩和にはこのくらい優遇措置をとるべきなんだろうね」
ウズベキスタンのトラムでも同じような特権があったのです。
ウズベキスタンの首都タシケントのトランバイ、女性運転手がいました。
おそらくタタール人系なのでしょう褪せた金髪の中年女性、二日酔いのような三白眼にくわえタバコでガンガン飛ばすのです。
だから…と言う訳ではありませんが時々車と衝突していました。
それから、この女性運転手ではないですが時々横断中の人をひき殺してしまう事故が発生して、マカピーも幾度かその現場近くを通りかかったこともありました。
タシケントではトランバイの特権があり、一般車両はその行く手を阻んではいけないことになっていたんです。だから運転手は自然に強気になっちゃたんですね。
「オラオラ・・・・!トランバイが通るゾ!道を開けろー!」的なアグレッシブな運転が見られたんですよ。
一方で職場へ行くのに時々利用するトランバイの路線はのんびり行くのでマカピーの楽しみでした。
現在タシケントのトランバイは廃止されてしまったと聞くにつけ「今は見ることが出来なくなった」と寂しい気持ちになりました。
それでも、いつの日にかまたトラムのいい点が評価されてブレーメンのように復活する日が来るかもしれませんね。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マカピーってテッチャンだったの?
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