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帰国での水際対策雑感 マカピーな日々#0716

マカピーです。

成田空港到着が7時前だから、普通なら余裕で10時ころに家にたどり着くはずでしたが、現実は終電ギリギリの危ない橋を渡り日付変更線を超え午前1時に家に到着しました。

全てはコロナ禍対策の一環なのですが、福祉やITの進んだ国としてチョットまずい感じがしたのでした。

日本政府の方針で独自の水際対策を実施し、外国人の入国を制限するなど「水際対策」が展開されています。

主要国際空港では入国する人数制限を徐々に拡大していますが、そんな中でマカピーは成田空港に到着しました。

感想は冒頭お話しした通り、「???」と感じるものが多かったのです。

ただ担当されている係の皆さんは一生懸命にやっている姿があるのですがどうもシステムが良くないと感じたのでした。

1.事前のMy SOSというアプリの登録と「ファストトラック」

日本政府は帰国前72時間以内のPCR検査での陰性証明を医療機関に求めるのですが、さらにもう一枚手書きの医療機関に記載してもらう用紙を要求しています。

確かに途上国などでは「偽物」の可能性もなきにしもあらずですが、南ア医療検査機関による検査結果にはQRコードまでついているです。

更に「あともう一枚記入してね」と依頼すると相手も戸惑います。

2.日本は特殊なのかな?

空港カウンターでも「アプリ登録が済んでいるか」と質問があったり「もう一枚の用紙を見せてください」と要求されます。

3.成田空港での混雑

入国者数枠を拡大しているので、ともかく待たされます。

まず、同じフライトの乗客がMy SOSというアプリで自分がどの状況であるのか係に画面を提示します。

「緑」「黄」「赤」の3種類があり、「緑」は必要書類が完備している人。

黄と赤は不備な人と言うことで、まずここで「緑」組とそれ以外に仕訳けられます。

マカピーは先行したマカピー妻のアドバイスもあり、アプリを「緑」状態にしておいたので「ファスト・トラック」に乗ることが出来ました。

これでも全行程で3時間ほどかかったわけですが、可哀そうなのは子供さんを連れた親子連れ、外国人です。

これだけ長時間に及ぶと、小さなお子さんは飽きてしまい騒ぎ出すかぐったりしてしまうのでした。

当然ですよね。

飛行機に搭乗する際にも、小さなお子さん連れや傷病者は優先的に席に案内されるのです。これをここでも採用して欲しいと思いました。

最終段階で簡易PCR検査の結果を待つ間、マカピーの席の前後には中国人のおじさんそして4歳児を連れた小柄な日本人女性でした。

検査結果の番号が呼ばれます。英語と日本語のみです。

それを聞き取れない中国人の中年おじさんは、スマホを使って何やらやっています。

なんと、かれは呼び出しされる番号を録音して翻訳させていたんです!

速報ニュースで流れるような感じでの数字を流すとか、病院の会計番号が表示されるシステムがあれば良かったんですよ!

マカピーは身振りと漢字で中国語もどきで「あと一時間くらいかかりそうだ」「ボクがアナタの番号が呼ばれたら教えてあげる」

彼はコクンとうなずきました。

後ろ席の小柄な女性は一人息子がくたびれてしまい眠りたいのですが二つのいすを並べてはどうかと提案したのですが、不安でお子さんが寝られないので立ち上がりお子さんを抱っこしたその背中にはデイバッグ、ウエストバッグもあり、見ていて可哀そうでなりませんでした。

マカピーが荷物を見ていますから身軽にしてくださいと提案しましたが、「これで慣れていますから大丈夫です」とけなげな返事。

聞けば「米国のフロリダから来たのですが、トランジットなどでほとんど24時間寝ていませんので疲れてます」

そりゃそうだろう。

ね、困っている人から優先の「ファストトラック」作ってあげようよ!

やがて前席の中国人の番号が呼ばれたので「よっしゃ!良かったね。さあ先に行きなさい!」と肩をたたくと、彼は立ち上がり数歩行くと振り返って「謝謝(シェシェ)」とニッコリしました。

よく考えるとマカピーの番号が先に呼ばれたら、置いてきぼりするところだった、良かった!

小さなママさんも番号が呼ばれました!彼女は「私は家が成田市内ですぐ近くなのです。でも一緒に来たママ友が名古屋なんです!」

あらら。

マカピーの番号が呼ばれ、最中チェックが終わるといよいよ入国管理(パスポートチェック)ですが、日本人は簡単に出られますが外国人の人たちはそこでも長蛇に並んでいたようです。

マカピーが自分の飛行機便の荷物受け取り場所に行くとターンテーブルから降ろされた荷物がきれいに並べられてありました。

マカピーは恐らくあの乗客グループの一番最初に近かったようで、荷がほとんど抜かれていませんでした。

いつものカード決済するJAL系の託送カウンターに行くと無情にも業務が終了していていました。

ヤバー、25kg二つの荷物を両手に持って電車に乗るのはかなり困難です。

自宅へ帰れる乗り継ぎが出来る京成電車終電が出るまであとわずか!

4.宅配便が開いてない!

そうだ、ロビー反対側のクロネコの方がまだやっているかもしれない!

カートを押して走りました!

あれ?こちらも何だか暗くなっているけど人がいる!

マカピー:「スミマセン、まだ間に合いますか?」

クロネコ係:「会計が終了しているので、着払いのみ受け付けます」

マカピー:「それでお願いします!」

クロネコ係:「はい、料金は4620円で着払い、明日の夜9時ころね」


翌晩待ってたけどクロネコはマカピー荷物を持って現れませんでした!

まあ、そんなもんでしょう。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。大学のスタッフが留学生を迎えに来ていました!



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