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種を蒔いたら(一粒の麦も死なずば)マカピーな日々#0213

マカピーです。

春先に家にある小さな庭にチューリップやバジルを植えているうちに予期せずコスモスがどんどん成長しました。

最初はキバナコスモスで初夏から咲き始めその鮮やかなオレンジ色をたのしみました。

すると今度は葉が繊細な普通のコスモスの苗が大きくなって、こちらは淡いピンクとえんじ色がありましたが、恐ろしいほどドンドコと大きくなり3m近くにもなってしまいました。

炎天下にも水をまいたので生い茂るコスモスは家の前にある駐車場からの遮蔽効果も発揮しました。

ところが台風シーズンとなり雨が降ると、自分の枝を支えきれなくなってうなだれるように倒伏し始めてしまいました。

オラオラ、もっとシャキーンとせねば!

マカピーは雨の中、支柱で倒れないようにしたり、根元からパタリと倒れたのはそのまま根っこごと引き抜き駐車場の境界に移植しました。

移植苗にもせっせと水まきをしていると、軽自動車が駐車している両側がコスモスの花に囲まれることになりました。

すると、ご近所さんから「きれいに咲いてますね」と褒められるようになりました。

「種が欲しい人がいるので分けてください」とも。

さらにマカピーの奥さんが「今日、道路からコスモスの様子を写真に撮っている人がいたわよ」なんて言うんです。

アララ(なんだか嬉しい!)

そもそもこのコスモス群は2年ほど前散歩の際に種を採取して家に持ち帰りパラパラまいておいたものであることを思い出しました。

植物とは不思議なものです。

既に駐車場の地主さんには許可をいただいているので雑草を刈り取り、こうしてコスモスやオシロイバナ、ニオイショウガ、アイリスなどを植えていると近くを行き交う人の目がその鮮やかな色にひきつけられるのでした。

そしたら「一粒の麦も死なずば」という言葉が思い出されました。


いろいろなところに種をまいてみても、ある場所ではうまくゆかないけれど、別の場所では咲くようになることがあります。

マカピーはそれを見て仕事や人生でも同じかなあと思うのです。

たとえば、同じ条件で始めた事業であってもうまくゆくタイミングや周囲の人の支えがあるとうまくゆくし、そうでない場合もあります。

同じような学歴を持った人が卒業後、同じような職業についてもうまくゆく場合とそうでない場合を「コンピテンシーの差」があるなどと言うのでした。

マカピーも海外で活動からおそんな評価の仕方があると知り「なるほどなあ」って思ったものです。

今、マカピーは別の事を考えるのです。

もしかしたら、その違いは単に種をまき続けたかどうかの違いなのかな?

You never know

やってみなくては分からない。

ある人はそれを見て「奇跡」が起ったと言いますが、ただ「やってみたかどうか」にかかわるのだと思います。

一粒の麦も死なずば

人生の中でどれだけ種をまき続けられるか?

が問われているんだと。


マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。毎日マカピー的史観を投稿つづけていますのでお楽しみください。


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