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強運を分けてあげようか?マカピーな日々#0316

マカピーです。

「わたし、スーパーのお惣菜で働きたいの!」

数年前から、マカピーの奥さんが言っていました。

昨年7月にマカピーの奥さんは、マカピーがいつ新しい仕事に就くか分からないのもあって、以前からやりたいと言っていたパートの仕事を開始したのです。

「まあ、3か月もすれば仕事の内容もわかるだろうから・・・・経験ね」と言っていたのに、マカピーの就活だけでなく、母が緊急入院したりするうちにとうとう年が明けてしまいました。

彼女の仕事は週4回ほど午前中の4時間のシフトに組み込まれていて、仕事内容は複雑さもあり挑戦する面白さがありスーパー業界の一部を知ることが出来るという事でした。

彼女の唯一の気がかりは、ほぼ女性の職場にあって古参パートからの陰湿ないじめが横行していて、そろそろ辞めたいと漏らすようになりました。

そんな1月のある日、彼女が仕事帰りに興奮気味に報告したのでした。

奥:「びっくりした!うちのスーパー閉店するんだって!」

マ:「いつの事?」

奥:「3月中旬。地主との20年契約の更新ができなかったんですって!私、これで理由を言わないで正々堂々とやめられるゾー!」

マ:「ふーん、会社側の都合なんだ?」

奥:「そうなのよ!だから迷惑料的に退職者全員に5万円が支給されるんですって!ヤッホー!ラッキー」

正式な通知があるまで関係者内の秘密事項という事でしたが、さすがに閉店まであと1か月ほどになると近所でもうわさが広がってきました。

近所の奥さん:「奥さん、せっかく仕事を始めたのに残念ね」

マ:「そうですね(彼女は喜んでいると言えない)・・・アハハ」

マカピーの奥さんは「渡りに船」と辞めることが決定していますが、再就職を希望する人は本社人事部との面接を受け他店舗への再配置をこころみているそうです。

しかし、ほとんどのパートさんは歩いてこれる近距離に住んでいるので、次に近い店舗への希望が多く、対応に困っているとの事でした。

ところが、昨日マカピーの奥さんから追加情報がありました。

奥:「今日ね、わたし店長から呼び出されたのよ」

マ:「なに、ぜひ別の店舗に移ってくれって、頼まれたの?」

奥:「まさか、違うわよ。私この2月から有給休暇が7日つくことになったのよ!」

マ:「ウン?だってあと1か月で終わりでしょう?有給休暇の買い上げするって事?」

奥:「職場はなくなっちゃうのだけど、パートをつづけた形にして給与を支払ってくれるんだって!うれしい!」

マ:「再就職が決まらないで、奔走している人がいるっていうのにキミは強運だなあ」

奥:「そうよ、わたしの強運をあなたに分けてあげたいわ!」

いつの世にも、そういう人っているよなあ。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。運がいいとか悪いとか人は時々口にするものですね。

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