見出し画像

Galaxyが使いこなせなくてもいいじゃない!マカピーな日々#0480

マカピーです。

こたろうさんの投稿から、認知症患者に「私のこと覚えている?」ってたずねるのは酷であると教わりました。

マカピー義母は認知症ではありませんが、年相応に動作や認知行動が緩慢になっているのに、マカピーは無意識に責めていたんです。

というより、マカピー妻に指摘されてハッと気づいたのでした。

画像1

マカピー義母は長年使いこんだガラケー(携帯電話)のバッテリーが劣化してしまったのを機会に、マカピーと契約しているS社支店へ行きました。

当初ガラケーを買い替えるつもりでしたが、ちょうど「デビュ婦人」とかいうキャンペーンがあり、月々の支払いが安くなるプランがあると聞いて、その場でスマホに変更することにしました。

それがマカピー義母にとって85歳での「スマホデビュー」だったんです!

彼女がその年齢でアップグレードするには理由がありました。ガラケーを頻繁に利用していたのも海外にいるマカピー家族と頻繁につながることが出来楽しめたからです。

それが、スマホを使えばメッセンジャーなどで各地に点在する家族と瞬時につながることが出来るし、孫たち(三人のマカピー息子)からのビデオ通話も可能となりました。

昨年突然の発病で入院する前は、銀座へも一人で出かけ映画を観てくるので電車の乗り換え案内アプリを利用してたんです!

画像2

マカピーたちが義父母宅近くに暮らすこともあり、マカピーからみると母娘の関係はまるで親友のようなものです。

マカピー妻の歯に衣着せぬ会話に、聞いているマカピーの方がドキドキしてしまうほどですが、そこは娘ですから塩梅をうまく加減しているのでした。

数か月前には義父母宅に導入していたJ社が端末機材とサービス内容の変更に説明が来たのでこちらもマカピーが同席しました。

そもそもBS番組が見られるというので導入したJ社のケーブルTVだったそうですが、あまり利用していないので更新時期を機に解約するつもりでした。

マカピー義母は光ファイバーでのWi-Fiルーターを使って自由にNetflixを観たいという希望はなく、時々昭和の映画見たい程度だったんです。

画像3

J社の方の説明では、オンデマンドではないけれど、これまでと料金がほとんど変わらずBSだけでなく日本映画、時代劇映画、その他の映画がなどが見られるプランがあると紹介してくれました。

しかも家の電気や電話もまとめると安くなるというのです。

昨年家計をにぎっていたマカピー義母が緊急入院した際に困ったのは、義父がコンビニのATMも利用できない人種だったことです。

この際だから「まとめちゃいますか?」と義父母に尋ねると「OK」が出たので電気、電話そしてスマホも切り替えして長年お世話になったのS社のスマホ契約を確認してみれば、偶然にも5年目の更新タイミング!

既にスマホ本体の代金支払いも完了しているので、その場でマカピー義母は新たな料金プランで安くGalaxyスマホに切り替えてしまったのでした!

マカピー義母は「あなたたちが日本にいたから色々できたのよ」とは言うものの、画面から大きくなったGalaxyは使い勝手はよさそうでした。

画像4

ところが、s社のKyoceraスマホから変更して半年たった現在でもマカピー義母は「迷って」しまうのでした。

スクロールの仕方、アプリの使い方、ホーム画面への戻り方・・・どうも送信しないままであったり、迷路に迷い込んでしまうらしいのです。

マカピー妻から「おかあさん、ちゃんとメッセンジャーをチェックしてよ!昨日から全然見てないでしょう!」と厳しい言葉が出ます!

でも、そこへマカピーが更に「お義母さん、昨日も言いましたけど・・・」なんて追加の忠告をするなんて、まったく不要ないんです

義父母は今年90歳になり、新たなインプットに四苦八苦しているのに「詰め込み」教育しても、翌日にはおぼろげな記憶になってしまっていることがあるのです。

ボケてなくても、マカピー義母の新しいGalaxyの使いこなしは毎日一進一退なんです。

画像5

それでいいんです!

だって昨年の入院時には、無表情になりほとんど反応がなくなってしまった義母が、こうして素直に娘の指導でダメだしされているのがいいんです

そして、また来週も同じことが繰り返されるんだろうなあって分かるんだけど、それが老いながら生きている事でとっても素敵なんです!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。そうです誰もが老いるのですから

もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!