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イマジン、それから  マカピーな日々#0234

マカピーです。

宇宙飛行士、若田光一さんの著作を読んでいたら1985年スペースシャトルに搭乗したサウジアラビアのスルタン・サルマン・サウド王子の言葉が紹介されていました。

「最初の1・2日目はみんなが自分の国を指していた。3・4日目はそれぞれの大陸を指した。そして5日目にはみんな黙ってしまった。そこにはたった一つの地球しかなかった」

うーん、かみしめるほどに深いなあ。

マカピーは子どものころ、人類で最初の宇宙空間を飛行したソ連のユーリー・ガガーリン宇宙飛行士は「地球は青かった」といったと覚えています。

そして大人になって、ウズベキスタンで暮らしていた時に、いつも見ていた街角の銅像がかのガガーリン少佐だったのでひどく驚きました。


そうです、ウズベキスタンはかつてソ連の一共和国だったんです。そしてウズベク人は日本人より先に宇宙に行っているんですね!

ウズベキスタンの隣国カザフスタンのバイコヌールはソ連時代からそして現在もロシアが租借地して宇宙基地として機能しています。

1990年には当時TBSの秋山記者が日本人として初めて宇宙に旅立ったのもこのバイコヌールです。(スペースシャトルの事故があり、日本最初の宇宙飛行士はNASDA宇宙飛行士の毛利さんより先になるという番狂わせもありました)



ジョン・レノンは冒頭の宇宙飛行士スルタン・サルマン・サウド王子が地球を一つの星であると見ることができたように、「イマジン」の中で「国なんて存在しないって想像してごらん」と歌っています。

本当は子供でもイメージすることが簡単なことなのに、大人となるとそこに国境という線を引いてしまうんですね。

宇宙から見る地球の存在を脳裏に焼き付けて帰ってきた宇宙飛行士は地球とそれを作り出した「偉大なる何者か」の存在を強く感じると立花隆も「宇宙からの帰還」で書いています。

現在は冒頭の若田さんだけでなく毛利さんや現在クルードランゴンで旅たち国際宇宙ステーションに滞在する野口さんなど沢山の日本人宇宙飛行士がいますから彼らの書籍を読めるというのはとても素晴らしいと思います。

そして、いつの日にかマカピーも宇宙空間から漆黒に浮かぶ青い地球を見てみたいなあ。

マカピーもホーキング博士が言っていたように「人類は地球外に住まなければ生存できなくなる」という言葉を想像しながら、宇宙開発に興奮しているのでした。

フランス人小説家、ジュール・ベルヌは想像して「月世界旅行」を書いたり、手塚治虫もアトムを描くのですが、当時はあり得ない夢物語が「普通」の世界になっている現代とは本当に面白いなあと思います。

もっともっとイマジン(想像)しよう!

そしてそれを楽しく興奮しながら実現しよう!

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。毎日夢想しながらnoteを更新しています。

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