そらっ、負けるな痩せガエル!マカピーな日々#0544
マカピーです。
「あ、カエルがいる」
マカピーは雨の降るなか、装置の操作を担当するリョウコさんの指す先を見ると確かにアマガエルのようなのがいました!
でもやっぱり日本の種類とは違いますね、よく見ると背中に白い班があります。春先なのでオタマジャクシから成体になったばかりかも知れません。
近くにはウキクサがびっしりと覆った池もあったのでそこで育ったのかもしてません、このカエルもうまく生き延びればもっと大きくなるのかしら?
ああそうか!以前こうした餌食を探しにきたヘビが事務所の中でとぐろを巻いていたって、昨日リョウコさんが言ってたなあ。
リョウコ:「そのヘビは入り口にいてなかなか出て行ってくれなかったから、困っちゃった。ここすぐ裏が林だから勝手に野生動物が来ちゃうのよね。ほら牛が来ている」
マカピー:「ナルホド放牧しているんですね。ブラーマン系のオスと去勢牛がいますね。耐暑性がある品種です」
リョウコ:「マカピーさん、よく知ってますね」
マカピー:「ハハハ、農業の学校だったし米国中西部のアイオワに1年休学して酪農実習していたんです」
リョウコ:「私も転勤族だったので米国やカナダを転々としながら育った、いわゆる帰国子女なんですよ」
リョウコ:「もともとカリフォルニアで働いていたんですが、結婚して家族とここにいるんです」
マカピー:「ハハハ、期せずしてこんなところでリョウコさんと知り合いになれてよかったです」
作業の合間にする会話を通じて、マカピーにはリョウコさんの素敵な性格を理解しながら、作業の手順を学んでいます。
マカピー:「ところで、これまでこうした機械操作をするような仕事をしたことがあったんですか?」
リョウコ:「米国大学では生物科学系の研究もしていたのだけど、途中で違う方向に行っちゃったんです。ここでの操作は複雑ですけども原理は圧力鍋を扱っているようなものですから、それに事務仕事ばかりよりも体を動かす仕事がある方が好きなんです。マカピーさんは?」
マカピー:「マカピーも少し似ていますね。事務作業ばかりだと眠くなっちゃうんです(笑)いろいろな国の現場で、毎日いろいろな場面に出くわしてそれに対応する仕事をしてきたので変化があり面白かったから、続けられたのかも!(笑)」
さてさて、今日も雨の中の作業が続きます!
雨が降ったら、それでもいいじゃない!
あのカエルみたいに、雨なら雨の楽しみ方があるんだから!
マカピーでした。
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