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両手でスイスイ マカピーな日々#0212

マカピーです。

味覚の秋ですね。

散歩で立ち寄る公園にはイチョウの木が数本ありそのうちの2本が雌株で銀杏(ギンナン)が実ります。

その実を拾ってきて臭い果肉をとり除き水できれいにして乾燥すれば食べられます。

でも手間が面倒な人と、あの匂いに辟易する人には無理かも?

でも試してもいいと思うなあ。


そうです。イチョウって古代から現存する植物だと知ってはいましたが精子?で受精するとは驚きです。不思議な樹なんですよ。

マカピーはゴム手袋をして果肉をとり除く単純作業をせっせとするのが案外好きです。(かぶれないように注意が必要)

それから公園でギンナンを拾う際にはマカピーは両手を使います。しゃがんでスーパーの袋を開き両手で拾い上げてはその袋に入れてゆくのです。拾い集める作業も好きです。

そして、ものの10分ほどで5㎏くらい拾っちゃいます。

両手を使うワザは子どものころ、マカピーの実家が養蚕していた時の技です。

蚕は繭を作る前に成熟すると体が飴色になり糸を吐き始める(この状態の蚕を「ズ」になるといいます)ので早くマブシ(蚕が繭を作る場所)に移動させねばならないので拾い上げるのです。

数万匹の蚕が成熟するのを上蚕(じょうさん)といいますが、若干個体差があるので早めに拾い集める時には正確に両手を使うのは桑の葉の葉脈等を掴んだままになるとゴミが増えるので素早く確実に拾う事が大切です。

それにパンパンに膨れたデリケートな蚕のからだを傷つけないように細心の注意も必要なんです。

残念なことに小さな傷があると、せっかく繭を作った中でうまく蛹になれずに死んでしまうものも多いのです。

マカピーはそんなわけで両手でスイスイとギンナンを拾い集める技術があるわけです。エヘン!(ドヤ顔)

つまりパソコンのキーボードを両手を使ってブラインドタッチで打つようなものですね。

片手で拾うよりも相当早いわけですよ。

マレイシアにいたころ不器用な事を「マチャム・アヤム・パトック」と言いました。つまりニワトリがつつくような動作なのです。

それは片手でポツンポツンとタイプライターを打つ様子を的確に表しているなあと感心したのを思い出しました

案外子どものころに身に着けたワザは大人になっても使えるのでした。

ちょうど一度自転車を乗りこなすと幾年も乗らない時期があっても、再度乗ろうと思ったら意識せずに乗りまわすことができる様なものかもしれません。

マカピーはスキーもそれほど上手くありませんがこんなことがありました。外国でスキースクールに入ってクラス分けをしたのですが日本人らしく「初心者グループ」に行こうと平地をスケーティングして行くと、上級者コースのコーチから「こっちへ来い」と言われました。

「君のクラスはそっちじゃない。ぼくのグループだ」

「なんでぼくが初心者じゃないと分かったの?」

「だって、スケーティングできる初心者がいるかい?」

「まあね。じゃあヨロシク」

そろそろ雪の便りが聞こえる季節となりました。久々に日本のゲレンデに行って見たいなあ。

マカピーでした。

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