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一日ずれた!マカピーな日々#0808

マカピーです。
毎日ハジさんと話し込んでいて、曜日の感覚がなくなってきました。

マカピーはコタキナバルに来て4日経ちました。
転がり込んだハジさんの家で3食昼寝付き?の生活をして朝から晩までハジさんと話をしているのでした。

もちろんビジネスに関する話が中心なのですが、話題は昔話になり、家族の話になり、未来の話にどんどん展開してお互いに面白くて止められなくなってしまう「中毒症状」になってきました。

朝8時の朝食から昼食まで話して、更にその後少し休んだらまた話して、夕食をとったらそのまま午後11時半くらいまで、毎日12時間くらい話しているのでした。

何をそんなに話すことがあるのかって?

例えば。マカピーとハジさんが出会ったのはマカピー三男の生まれたイエメンの首都サナアでのことでした。

今日の話ではマカピーはハジさんと当時のことを話していて、彼の別のアングルからの解説を聞いていて自分の持っていた記録を書き換えたのでした。

それは、イエメンであった内戦での脱出に関する情報で彼から聞く話はこれまでのものと全然違っていたからです。

実はマカピー達はその頃オランダのアムステルダムに旅行に来ていていたんです。

さて、サナアに戻ろうとしていたところ内戦が勃発してしまい、南部側からスカッドミサイルが飛んでくるサナアに戻ることができなくなり、急遽そこから避難一時帰国することになり、現地の様子を後日聞いて「勝手な想像」していたからでした。

ハジさんの話では戦争勃発で戦地を脱出するに当たっては日本政府が専用機を準備できずに国連機、ドイツ空軍輸送機、イタリア空軍輸送機に分かれて紅海を挟んだジブチに避難するという事になったのでした。(この事件の後から、日本政府も救援機を飛ばすようになりました)

そこで問題となったのが退避する人の順番でした。
マカピーは当然「子供とその母親、年配者の順」になっていたのかと思ったら違いました。

なんとハジさんによると「外務省関係の家族、国際協力関係者そして民間会社など」の滞在者の順番だったそうです。

マカピー:「そんな馬鹿な!」
ハジさん:「ボクの会社の若手社員家族も1歳児がいたので、早く返してあげたかったのだけど、国連機?だったか最初のフライトに彼らを送り込んだんです。ところがしばらくしたら彼がほかの家族にその席を譲ったと言って、戻ってきちゃったんだ。」
マカピー:「いったい何かあったんですか?」

ハジさん:「みんな殺気立っていたからね。逃げ出したい気持ちは誰だってあったろうしね。彼の家族はほかの人に席を譲ってしまったんだ。」
マカピー:「その一番機で脱出した母子って、マカピーの同僚だった○○さんの妻と娘だったんですよね!」
ハジさん:「そうだったのかしら?」

マカピー:「実はその話には後日談があり、国連機で脱出した母子がインタビューを受けてTBS系のにユース番組でが中東ヨルダンの首都アンマンだったのです」
ハジさん:「よく覚えているね。だってマカピー達は一緒に脱出したわけじゃなかったんでしょう?」

マカピー:「マカピーがヨルダンのアンマンに住んでいたころ、たまたま散歩中に見つけた陶芸家の展示即売兼住居に行ったんです。そこの主人というのがマカピーが日本人だと知って(ボクはTBSのレポーターだ)と名刺を出してきたんです
そしてマカピーがイエメンにもいたことを知ると1994年の内戦当時に脱出した日本人の母子にインタビューしたので『表彰状』をもらったんだ!って、見せてくれたんです」

マカピー:「それで、表彰状をよーく見ると日本人初の宇宙飛行士となった秋山さんの名前があったんです」
ハジさん:「じゃあその人は日本語喋れたんだ?」
マカピー:「日本人女性が全く英語をしゃべれないので、少し日本語ができればインタビューもOKだったらしいです」
ハジさん:「なんともやは・・・」

ハジさん:「ところで、明日の予定だけどオフィスに行くかまだ分かっていないんだよ」
マカピー:「どちらでも構いません。何時ころかな?」
プライ:「ちょっと、二人とも何言ってるの? 明日は日曜日よ!」
マカピー:「え、てっきり月曜日だと思ってた!」
ハジさん:「ボクら、毎日話過ぎて体内時計がずれちゃったのかもね!」

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。それでも話すことは刺激になります!





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