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補聴器する? マカピーな日々#0851

マカピーです。
義母が補聴器を試したいとマカピー妻と駅前の眼鏡屋さんに行ったのです。

実はむしろ補聴器が必要なのは義父なのです。
テレビの音量が大きすぎて、離れた台所でもマカピーの頭が痛くなるほど大音量という重症なのです。

そんな調子だから、例えば義父が居間にいるのが窓越しに見え家に入ろうとすると鍵がかかっている時には、ドアのチャイム鳴らしても中の義父はびくともしません。

更にチャイムを連打して鳴らしても、本人は一向に気付かないくらいの難聴度です。

ヤレヤレ

で、一年ほど前にマカピー妻とその弟が「やっぱり父に補聴器つけないと危ない」という意見で一致して、連絡して補聴器代理店から人に来てもらったのです。


ところが、義父はそれを見事に「門前払い」をしたうえで「オレは必要としていないんだ。それなのにお前たちは勝手な事をするんじゃない!」と1週間ほど憤慨していたのでした。

義父母の老夫婦二人の生活では、義母から義父の言行がおかしいと思い始めその事で毎日のように夫婦喧嘩ばかりして「疲れる」とこぼしていました。

そしたら突然義母が「自分の補聴器が欲しい」と言い出したのです。「え、お義父さんのじゃなくて?」思わずマカピーは聞いてしまいました。

マカピー妻はこれがいい機会だと考えて、自分の母に補聴器をつけさせ父には集音機をつけさせる作戦にしました。

ハミズハナミズ

補聴器は耳掛けタイプですが、集音機はテレビの音を拾いスピーカーで増幅させるタイプだそうです。

マカピー妻は義母について早速駅前の店舗に行きました。ここは本来は眼鏡を扱っていたのですが最近は補聴器も取り扱っているのです。

若い店主は1時間もかけて義母の難聴具合を調べ、どの音域が聞き取りにくいのかを判断しました。

検査結果では義母は普通の音域は問題なく、低音と高音の両端が聞こえなくなっているとのことでした。

この店を出て、サービスや価格の比較のために以前義父の補聴器の件で相談した店舗行きました。

ところが当時の店長とは交代していて、新しい店長はと「もかく耳鼻咽喉科医院で検査を受けた結果を持って再度訪ねてください」というばかりで、先ほどの駅前店とはずいぶん違いました。

さらにマカピー妻が「前回来た時は、2週間の試聴期間があると聞いたんですが?」と尋ねると、「購入しない限りは試用できません」と取り付く島がない態度に「ダメだこりゃ」となり駅前店での2週間試聴が決まりました。

アカミミガメ

義母が選んだタイプは小さな電池が2週間ほどしか持たないそうですが、とても軽くて音の質もよく気に入ったようです。

マカピーが見た目にも殆ど補聴器をしているようには見えません。

オシャレですね!

義母は補聴器をして我が家に来て感想を言うのでした。
「アナタたちの会話がウルサイわ」
「皿洗いの音が気になる」
「自分の使う包丁の音がウルサイ」
「こんな騒音の中で暮らしていたとは知らなかったわ」


色付いたゴーヤの実


マカピー妻:「お母さん、夜寝るときには補聴器を外しておくんだよ。そうしないとお父さんのイビキがうるさくて眠れなくなること、請け合いよ!」

義母の試聴期間中でも気になった点があったら調整してくれるそうです。10万円以上の買い物ですから、ちゃんと微調整が効くものが良いですね。

さて、次はどうやって「猫に鈴をつける」如く、頑固な義父に集音装置を使わせるかです!

実は、初めて会うひ孫が週末に英国から来るんです。

つまりこのチャンスを利用して「ね、お義父さんちゃんと聞こえて良かったね!」というストーリー仕立てにする作戦は、果たしてうまく行くかしら?

結果はこうご期待!

用水路で釣りをする人をさらに見るオッチャン

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ボクたちもお世話になるのかな?




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