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そうじゃないんだ!マカピーな日々#0549

マカピーです。

Netflixで宮崎駿監督の映画「耳をすませば」を再度観て思ったんです。

ウムウム、そうなんだ、そうなんだ!

主人公が試験勉強よりも初小説に挑戦している時に、父親から「皆と違う事をするのはシンドイぞ」と忠告されました。

それにしても決して頭ごなしに「駄目」とは言わないお父さんてすごいなあ!(声優が立花隆さん!)


「でも、そうじゃないんだって」って声がしたのです。

声:「あのさあ、あの作品を観て、不快感、嫌悪感を覚える人がいるんだって知ってる?」

マカピーは、その声に聞き覚えがあります。気になって聞いてみました。

マカピー:「どういう事? 作品のメッセージが気に入らないとか?」

声:「オレもそういう人って心を病んでいると思うんだよ。でも彼らから言わせると説教くさいのが嫌なんだってさ」

マカピー:「説教? そりゃ暗示はどの作品にもあるし、メッセージが無ければ作品を作る意味がないじゃないか!」

声:「そりゃそうだよ。でもそういうのに敏感な奴がいるんだ。そして彼らは攻撃するんだ、いったいそういった作品を見せつけられて不快な思いをする私たちを何だと思っているんだ!って」

マカピー:「は?意味が分からないんだけど」

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声:「マカピーは長く海外にいたから、浦島太郎になってるんだよ、きっと。この国に蔓延している病んだ側面を知らないんだよ」

マカピー:「ちょっと待てよ!何が病んでいるんだ?たしかにイジメ問題も引きこもりだってあるだろうし、30年間も給料が上がらないとかいろいろあるのは知ってるさ!」

声:「一見変化なさそうに見えるんだ。でも本質的なところで変わっているんだ!マカピーの記憶にある連中はとうの昔に引退してるんだ。今は別の世代で、その意見が世の中のオピニオンリーダーとして扱われてるんだ。そりゃマカピーは不満かも知れないけど、それが現実なんだよ」

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マカピー:「あれ、さっきから誰と話してるのかと思ってたんだ、おまえアマノじゃないか。確かお前・・・」

アマノ:「やっとわかったかい、久しぶりだな。マカピー、オレを覚えてくれてありがとう。俺たち同じクラス内でもほとんど口をきいたことなかったな。でも俺はお前が部活やクラス委員として賑やかな様子がたのしそうでうらやましかった」

マカピー:「なんだよ、久々に会ってそんなこと言うのかい?」

アマノ:「それでもオレは同じクラスでよかったって、思ってんだよ」

マカピー:「さっきから何言ってんだよ。どこにいても俺は俺だし、お前もお前じゃないか! それよりアマノ、この間聞いたんだ、お前の事・・・」

アマノ:「それより、あの頃の話が聞きたいんだ。最近noteってやつでいろいろ書いてんだって?」

マカピー:「え?よく知ってるな。そうなんだアイハラやヤマダ先生がちょこっと出てきた。アマノは、まだだな!」

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アマノ:「無理しなくっていいんだ、殆ど接点がなかったんだから。オレの事なんか殆ど知らないだろうしね」

マカピー:「スマン、全然知らんわ、お前の事」

アマノ:「いいんだ、気にしてないよ。マリコさんもマカピー達ともっと話すればよかったって、言ってたぞ!」

マカピー:「それって、いつの事だい?アマノ、彼女が亡くなる前に会った事あるのか?」

アマノ:「最近だよ。いつでも会えることが分かったんだ」

マカピー:「・・・アマノ、おまえ半年前に死んだって誰かが言ってたけど・・・」

アマノ:「うん、そうなんだ。だからこうして南アにいるマカピーと話が出来るようになったんだ!案外いいもんだぜ。もっともマカピーがワインで酔っ払っていたんで、うまく記憶の中に入り込むことが出来たんだけどな」

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マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。原稿を書いたことさえ覚えてない




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