突然、鬱になった時の話③

ターニングポイントと言えばカッコいいけれど、物事はifの世界。
振り返ると「きっかけ」というものがいくつもある。
その2択をどうチョイスしてきたかで各々の現在があるわけです。
どちらかというと子供の頃から落ち込み易い性格なので失敗の数だけ心に弾を込めながら、いつかトリガーを弾くのはタイミングの問題だったのかも知れない。
理由はどうあれそんな些細なものが積み重なった結果なのだと思う。
ある種の我慢強さが故に壊れてしまった。

後悔とは少しニュアンスが違うけれど、色んな場面でもしもあの時あっちを選べばと何度シュミレーションしたことか。
たぶん誰しもがそうだろう。
「自分を変えたいと思った時には真逆を選択すると気づいた時に全然違う場所にいる」と、いつか何かで読んだことがある。
ただ、それでもどうにもならないことが起きることだってある。
どうしようもなかった。
はじめに言うと、お情け頂戴的な事を書きたいわけでも美談でもない。
きっと正解がない話。