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3泊4日-奥劔 雪渓満喫(1日目:室堂から真砂沢ロッジ)

             山行日:2022年7月31日(日)~8月3日(水)

4年ほど前、たまたま見ていたテレビ番組で日本にも氷河があることを知った。その時、いつか自分も氷河を見に行きたいと思った。同時期に山登りを始めたこともあり、氷河を見に行くことを一つの目標としてきた。
そして今回、その目標を達成すべく奥劔にある「御前沢雪渓」「三ノ窓雪渓」「小窓雪渓」を見に行ってきた。

これらの「雪渓」は「氷河」であると学術的に認められている
以下、「雪渓」も「氷河」も見た目での区別は難しため、表記を「雪渓」で統一する

氷河と雪渓の違い
陸上にある雪からできた氷の塊のうち、
動くものが「氷河」
動かないものが「雪渓」

日本雪氷学会,2014

macaのコースタイム

08:30 立山室堂ターミナル
09:00 雷鳥沢野営場
10:30 剣御前小屋(休憩20分)
11:20 剱沢キャンプ場(休憩10分)
13:35 真砂沢ロッジ(テント泊は予約不要)
                           *適宜休憩あり

macaのコースタイム

雰囲気

8時30分、行動開始。一応、富山方面からでは最も早い到着のはず
それでも室堂は人が多いので、準備をそこそこにその場を離れる

雷鳥沢野営場まではハイキングコース
山登りをしない方も十分に景色を楽しめる区間

天気はこんな感じ

みくりが池

血ノ池

雷鳥沢野営場
日曜日だからか結構な混み具合

雷鳥沢野営場で準備を整え、いざ登山道へ
雲行きが怪しいが行くっきゃない

なかなかガスの中に入らない

別山乗越にてようやくガスガス

剱沢キャンプ場手前はお花畑

剱沢キャンプ場
劔岳は見えず…

野営場管理所を通る際、何気なくあいさつしたら、その流れで剱沢雪渓の情報を色々と教えてもらえた
雪渓歩きを予定している場合、絶対に立ち寄った方が良い

登山者がぐっと減ってこれから剱沢
劔岳の撮影ポイントはこの通りガスガス

剱沢自体は視界良好

下り始めて10分も経たずに雪渓

夏道から好きなところで雪渓に入れる

念願の雪渓歩き

目印の大岩
想像していたよりずっと小さい

進行方向だけ見れば天気に恵まれてる

一方、後方の雲行きは怪しい

長次郎雪渓
いつかここも歩いてみたい

遠目で見ると簡単に登れそう

野営場管理所情報によると、真砂沢ロッジへ水を引くホースが見えたら、
左手にある夏道へ進む

ホース

夏道発見
その後もう少しだけ雪渓を歩くので、アイゼンは脱いでもザックに仕舞わない方が良い

もう少しだけ雪渓を歩けたっぽい

ただし、進みすぎるとその先は滝
危険

少しばかりの夏道

真砂沢ロッジまでの最後の雪渓
アイゼンは仕舞ってしまったので、慎重に歩く

剱沢雪渓終点

真砂沢ロッジ
石垣の存在感!

真砂沢ロッジ到着

缶つぶし

売店情報

あわよくば本日中に池ノ平小屋まで行きたかったが、
天気が持つか心配だったのでここに宿泊

テント場は決して広いとはいえないが、
平らで風の心配もなさそうな立地なので好印象
景色がイマイチなのが気になる方は気になるかも

テントを設営

外のベンチでのんびりしていたら、
宿泊者が明日の進路について色々と情報を教えてもらえた
その後、雨が降ってきたのでテントに入りお昼寝
雨のお陰でテント内の温度が上がらず快適な睡眠を取ることができた

雨が降っていたので夕焼けは見れなかったが22時前に外に出ると満天の空

こうして1日目終了

あとがき

雪渓歩きということでやや身構えていたが、今回歩いた剱沢雪渓は傾斜がキツくはないので平均的な登山道よりも歩きやすかった。アイゼンを装着していることが大前提ではあるが、難易度は高くないと感じた。
もちろん雪渓の状態にもよるので、安全を期するのであれば今回のように山小屋が開いた早い時期に行くことをお勧めする。
たまにはピークを踏まない下りばかりの登山があっていいのではないか。
剱岳と比べて登山者はとても少ないので、静かな環境が好きな方は是非。

2日目はこちら
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3日目はこちら
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4日目はこちら
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