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登山系ユーチューバーの秘密を暴いた!

登山をするようになったのは
登山系のyoutubeを見るようになったこと
影響を受けやすいのでね

自分が登山をするようになって

疑問が生じてきた

それはあんなに過酷な山に登っても
いつも笑顔で疲れた感じを見せないこと

え~あれおかしくない?

もちろん動画は全ての場面を映し出しているわけではないのもわかる
でもさ~
みんないいところばかりを載せて

本当のところはどうなの?

もっとリアルな情報知りたいじゃん!

だから私なんかは騙されて
初心者でも行けるとか言われて
ホイホイと行ってしまう
そして泣きを見る

あれ嘘じゃん!

でもでも
今回、その秘密を自らの体験で暴くことができたようだ

まずはいつも通りのやり方で登山してみた

6月と言うことで
ユーチューバーさんがよく言う
苔の綺麗な八ヶ岳
その八ヶ岳の中でも登山口にバイクでも行けそうな
天狗岳を選んでみた

西天狗から東天狗へ行き 
本来なら周回するのがいいのだが
ピストンの方が1時間早く帰れるのでピストンを選択
往復で6~7時間コース

なんとか行けるだろうと

ペットボトル1本とアミノバイタル1個に昼食のパン
あまり暑い日ではなく天気も曇りだったため
そのくらいでいいか!と

※ここが一番ダメなところなんだけどね
計画が甘いんだよ!

登り始めて
1時間以上ずっと樹林帯の中を登っていく
平坦なところがなく
厳しい岩や木の根の歩きにくい道
展望が開けるまで
とりあえず頑張ろうと自分に言い聞かせていたが
本当に途中でもう帰ろう帰ろうとなんども思っていた

そして展望台に出たのだが
そこはガスガスで真っ白の世界
このまま山頂に行っても同じようなことなら
ここで引き返そうと思った

だがここで
同じように登っているおじさんと話をすることになる

そのおじさんは65歳から登山を始めて今70歳と言うこと
夫婦で色々な山を登っているらしい
その日は富山から4時間かけてきたそうだ

そのおじさんにとりあえず西天狗まで行きましょうよと促され

そうだよな~
自分より年配の人が頑張ってるんだから
頑張ろう!と

そしてなんとか西天狗の山頂まで到着した


もうこの時点でヘロヘロで
水も半分飲んでるし
かなり厳しい状況

なので東天狗までは諦めて

でもま~下りならそこまで苦しくはないか?と思っていたのだが
この下りもダラダラとものすごく長く
歩きにくい道である
時間も結構かかる
普通は登りよりも下りは早いペースになるのだが
ここでは同じような感じ
下山した時は
足がプルプルと子鹿の足になっていた

もう山は止めた!

本気でそう思ったくらい
最高にきつかった
そこで
マイルールを作った!

今の自分の力では

●往復5時間の山しか登れない

●それ以上の山行は

一人で行くと辛いので相棒のおばさんと行くことにする

●事前の計画が重要で
(登山ルートは当然のこと、登山口へ行くまでのコンビニなど)

●水と十分な栄養素(余るくらい余分に必要)

今までの山は正直
山登りではなかったのかも
ハイキングだったのかもしれない
ハイキングと山登りはまるで違うものということがこの山行でよくわかった

次の日

仕事帰りに石井スポーツへ
そこで教えてもらったのだが
スポーツドリンクのようなものは1時間おきに摂取するのが基本らしい


え~まじか!
そんなに飲んで大丈夫なの?と思うよね
普通は


次の週に自らの体で試してみることにした

アミノバイタル3個
マグオン1個
あんこ
水ペットボトル2本
水筒にお湯
おにぎりなど昼食を準備

これだけあれば大丈夫でしょ!と

そして山は
バカ尾根と言われている大倉尾根の塔ノ岳

往復時間は7~8時間
距離も14キロくらい
前回の八ヶ岳の倍くらいの距離で
果たして行って帰ってこれるのか?

ただ今回は
マイルールに則って
一人の山行ではなく相棒のおばさんが同行
準備は完璧に整っている

登山開始から科学の力に頼りきり

こまめに水分補給とアミノバイタルなど
これを繰り返し
難なく山頂へ行くことができた

驚きである!

山頂でものんびりでき
下山も同じように進む
ただ天気がよく
汗をかき過ぎたようで
水が足りなくなった
最後はおばさんの水をもらって
なんとか下山できた

そして驚くことに
肉体疲労がその後にも続かない
筋肉疲労はあるものの普通に生活できるのだ
(その前までは熱が出たり二日くらい辛かった)

この二回の山行でわかったことは
登山系ユーチューバーさんは
見せ場のところを動画にしているのは当然のこと
体調に関しては
しっかりと対策を立てて登っているんだろうなということです
(そこはあまり強調されていないのでわからない部分なのだなと)

これは聞いたわけではないので想像だけれども
おそらくスポーツをする人たちは
しっかり科学の力でフィジカルサポートをしているんだなと

自分も今後の山行は
これらのものに頼りながら続けていこうと思ったわけであります。

なんか山登りもう止めたいとか思っていたけど
それがわかるとどんどん登りたくなってきた

色々と実験しながら

楽しい山行が続けられそうです。

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