019

三叉路の根元に立って
その先の景色を考えている
たぶんこの辺で育ったはずなのに
うまく思い出せないのは
昨日がもう死んでいるからだ
それならいくら逡巡しても仕方ない
適当に選ぶと
雲の無い空が広がっていた
道はどれも流星群でした

#流れ星の問題

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