おひるどき

カウンターになっている大きな鉄板を挟んで
客の広島風のお好み焼きを焼く店員と
友人なのか常連客らしい女性が二人
大きな声で喋りまくっている
ワーワーキャーキャー
凄く不愉快
かなり広い店内に響きわたっていました
夜の居酒屋ならまだしもです

主人とテーブル席で注文の品を待ちながら
ネットでクチコミを見てみました

〝店員と常連客が鉄板を挟んで喋りまくり〟
〝お好み焼きに唾が飛んでないか！？〟
〝まあまあ美味しかったけど二度と行かない〟
等々書かれていました

確かに……衝立も何もないし
コロナが云々以前の問題
何よりうるさすぎて
さすがの主人も眉をひそめていました



むかし行ったイタリアンの店
調理をしている二人が終始喋り通しで
〝陽気なイタリア人〟を演じているかのような
はしゃぎようでした
残念ながら〝陽気なイタリア人〟には
全く見えなかったです
店の内装はばっちりイタリアでしたけど



また別の店でも
オープンキッチンにしている厨房内で
親子でしょうか
年配の男性とその息子ぐらいの年頃の男性が
調理していました
背格好がよく似ています
二人とも長めのパサパサした髪
年配の方は真っ白
息子さんは真っ黒
その髪を掻き分けながらの調理姿
かろうじて一品だけ注文して
そそくさと退散しました


別に潔癖症ではないけれど
飲食店はやっぱり清潔感が大事ですよね
いろんな事を危惧してしまう店はちょっと…


常連客というのも難しいと思います
お互いに近づき過ぎない方が良いですね
その店が好きなら好きなだけ
客の方が気を使ってあげないといけないかも

もう何ヵ月もの間
主人との昼食で週に二回以上は必ず通っている
町中華のお店があります
11時開店から切れ目なく客が来ます
半分以上は見た事のある常連客です
次から次に入る注文を
寡黙に淡々と一人でこなす主人
テキパキと明るく切り盛りする奥さん
おそらく40代の夫婦だと思います

常連だけど必要以上に近づいて来ない奥さんが
気持ちいい

いつもテーブルも床も綺麗で
気持ちいい