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銀ちゃんといっしょ 11

旅……虹の橋のたもとで

旅立った犬猫たちが飼い主を待っているという
虹の橋のたもと
作者不詳の詩なんだけど
〝ペットロス〟と言われる状態の人たちの
心の拠り所となっています

私を待ってくれているのは
小型犬の銀ちゃん
拾いっこ猫のG2
路上で車にはねられたまま息絶えていた猫たち
みんなきっと虹の橋のたもとで
仲良く遊んでいると思います

先日の小旅行中の京都で
合流した寺川さんと愛知へ向かおうとしていた所
うちの猫の話に花を咲かせていると
交差点近くの路上で白に薄茶の混じった猫が
横たわっていました

地元愛媛での事ならためらいなく車を停めます
でも旅先
運転しているのは私ではない
この地ではこういう場合
役所がどう対応してくれるかわからない
それも土曜日

寺川さんが戻ってくれました

行ってみるとまだ息絶えたばかり
やんちゃ盛りの一歳未満の女の子のようでした
飛び出しちゃったんですね
たくさんたくさん声をかけながら日陰の草の上に

その間に寺川さんがY市役所に電話をすると
土日は回収には回らないとのこと
役所に持ち込めば受け入れてくれると

Y市役所まで行きました

小さな命
ここでこの世とはお別れです

たぶん野良猫

〝野良猫がいなくなった〟と喜ぶ人がいるかしら
餌を与えていた人がいて〝最近見ないな〟と
寂しがってくれてるだろうか
子どもは産んだのかな
分身のような子どもがあの界隈にいるのかしら
実は飼い猫だったのかな

いつもいろんな事を考えてしまいます

事故にあった猫は誰のせいなんでしょう
避けきれなかったドライバー?
野良猫を黙認していた人たち?
野良猫に餌を与えていた人たち?
飼い猫なら外飼いしていた飼い主?

飛び出した猫のせいでしょうか…?

いずれにしても
今 虹の橋のたもとで
銀ちゃんやG2と一緒に
私が行くまで愉しく遊んでいるはず

たくさんフードがいるな~
大きなリュックを用意しておかないと

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