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ニュース解説プレミアム〈M&A BANK代表・冨岡大悟〉

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M&A BANK代表、監査法人IPO部・M&Aアドバイザリーを経て、兄弟会社のIdealink株式会社のCFOとしてM&Aを行う他、上場企業など複数社の社外役員も務める冨岡による… もっと読む
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freeeによる合同会社のM&A|ニュース解説プレミアム Vol.25

本記事は有料コンテンツの一括購読サービス 『M&A BANKプレミアム』(月額990円)の対象コンテンツです。 その他、単品での購入(500円)、 『ニュース解説プレミアムマガジン』 (4,000円、1本あたり175円以下)でのまとめ買い にてお読みいただけます。 記帳アプリ「Taxnote」提供のノンモ買収 6月10日、freeeは合同会社ノンモを完全子会社化すると公表しました。 突然ですが、ここでクイズです。 以下記事について、一点明らかな間違いが含まれています。ど

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M&A前提の起業の留意点|ニュース解説プレミアム Vol.24

本記事は有料コンテンツの一括購読サービス 『M&A BANKプレミアム』(月額990円)の対象コンテンツです。 その他、単品での購入(500円)、 『ニュース解説プレミアムマガジン』 (4,000円、1本あたり175円以下)でのまとめ買い にてお読みいただけます。 【シェアでもう1本】有料記事プレゼントキャンペーン中 詳細はこちら この1年、起業前後の経営者から「M&Aイグジットしたいです」という相談が増えました。 これは完全にM&A BANKで日々情報発信しているから

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SOMPOによるABEJA関連会社化、実は今後大流行のM&A手法|ニュース解説プレミアム Vol.23

本記事は有料コンテンツの一括購読サービス 『M&A BANKプレミアム』(月額990円)の対象コンテンツです。 その他、単品での購入(500円)、 『ニュース解説プレミアムマガジン』 (4,000円、1本あたり175円以下)でのまとめ買い にてお読みいただけます。 【シェアでもう1本】有料記事プレゼントキャンペーン中 詳細はこちら 「救済的なM&A」「経営者はEXIT」か? 4月23日、SOMPOホールディングスはAI系スタートアップのABEJAを傘下に入れたとのニュ

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2021年大量発生中のM&Aトラブル |ニュース解説プレミアム Vol.20

あけましておめでとうございます。 いきなりですが、予言します、今年はM&Aが増加します。毎年言っていますが。 そしてM&Aによるトラブルも増加するでしょう。 そこで、今回も最近急増している仲介会社との契約にまつわるケースを紹介します。 仲介会社との契約における「期間」の重要性 M&A仲介会社と契約するときに気をつけるポイントというのは、これまでM&A BANKでも散々取り上げてきました。 これに対し、昨年経済産業省が作成した中小M&Aガイドラインにおいて注意点が記載されて

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味方であり敵であるM&Aアドバイザー|ニュース解説プレミアム Vol.19

以前限定記事でM&Aに関わる各プレイヤー(買い手、売り手、アドバイザー)による悪質な行いをとりあげました。 今回もまた注意喚起に意味をこめて記事にします。 セカンドオピニオンの依頼があった方からの相談事項をもとにしています。本人の承諾はありますが、内容は大幅に修正しています。 スタートアップA社のオーナー兼経営者であるBさんは1年内の会社売却を希望しており、M&A仲介会社C社と契約をしていました。 この段階で私に相談がありました。 この時点では具体的な相談内容はありません

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リアル半沢直樹の世界|ニュース解説プレミアム Vol.15

この記事を読んでいる方であれば、大半が半沢直樹2を観ているかなと思います。 そして各方面から「あんなのありえないよ笑」といった声が聞こえてきます。 確かに、居酒屋で案件について大声で話していたり、歌舞伎さながらの演出などはまさにそうだと思います。 ただ、現実にはドラマのような、むしろそれ以上に奇想天外なM&Aが行われているケースもあります。 半沢直樹のM&A編に続編があれば、題材にされるような現実の話をしたいと思います。 リアル半沢直樹8月14日、雪国まいたけの上場承認がお

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粉飾によるM&Aの失敗、どうするべきだったか|ニュース解説プレミアム Vol.14

前回の無料記事で実際のM&A失敗談を買い手社長である市川さんに赤裸々に語っていただきました。 ここでは皆さんから「自分だったらどうしただろう」という点についてフラットな意見をもらいたかったため、あえて私の意見はいれませんでした。 なので今回はその点を記事にします。 論点は、今回のM&Aの失敗は事前に防げたか、その理由はどこなのか、です。 市川さんの回答の気になるところにコメントしていきます。 -どのような形で買収対象企業(以下A社)を知ったのでしょうか 自分たちでインタ

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企業の政権交代とM&A|ニュース解説プレミアム Vol.13

しばらく日本は経験してないので個人的には忘れてきていますが、政権交代が起こると色々なことが劇的に変わります。 そしてそれは企業においても同じという話をします。 企業における政権交代が何を指すのかといえば、社長の交代です。 社長が変われば経営方針が大きく変わることがあり、その結果としてM&A戦略にも大きな影響を与えます。 暗黒時代「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」などと言いますが、ある上場企業は暗君として社内外から問題視されていた社長に苦しめられていました

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コロナショックの直前に売却できた理由|ニュース解説プレミアム Vol.10

前回の限定記事で書いた通り、景気悪化のタイミングなど経営環境が悪化する瞬間というのはわからないことが多いです。 事業がうまくいっている時、まだまだこれから成長すると考えている時に売却を検討するしかありません。 今回はそれを実行できたケースについて、少し内容を変えて書きます。 コロナショック直前で成立したM&A 2020年2月、あるM&A案件がクロージングしました。 売り手企業A社は一般的に景気の影響を受けやすいとされる事業領域です。 A社の100%株主かつ経営者のBさんは、

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景気が悪化するからM&Aを検討するという遅すぎる経営判断|ニュース解説プレミアム Vol.09

この記事を書いている2月27日現在、どこにいってもコロナウイルスの話題で持ちきりです。 会社勤めの方と話すと通勤やリモートワークの話が中心で、経営者の方と話すと業績への影響の話が中心で、このコントラストがはっきりしておりとても興味深いです。 そして仕事柄、経営者からはやはり資金調達の相談がとても増えます。 景気悪化に備えて資金を手元に確保しておきたいと思うのは容易に想像できますよね。 1年ぶりのM&A相談ただ、景気後退局面では資金調達だけでなく実はM&Aの相談も増えます。

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ワークスアプリケーションズの解体とMBO|ニュース解説プレミアム Vol.06

今月の限定記事です。 ワークスアプリケーションズの牧野代表取締役の退任のニュースが先日出ていましたが、これに関連したトピックです。 ワークスといえば、ここ数年苦境が報じられており、今年6月には稼ぎ頭のHR事業をベインキャピタルに約1,000億円で譲渡したというニュースが出ていました。 そしてついに、9月30日に牧野さんの代表取締役退任となりました。 ワークス新体制とMBOあまりニュースになっていませんが、翌日10月1日にコネクティという会社がワークスからのMBOを公表しま

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外部者による経営権取得方法|ニュース解説プレミアム Vol.04

下記無料記事で敵対的TOBについて取り上げました。 敵対的TOBによる経営権取得最近敵対的TOBは増加していますが、成立させるとなると中々難しいのが現状でした。 そんな中、2019年3月に伊藤忠商事によるデサントに対する敵対的TOBが成立しており、これは大手事業会社同士としては国内初の案件です。 私の肌感覚ですが、数年前大手企業のFAを多くやっていた頃、敵対的TOBを仕掛けることはいわゆる「乗っ取り」のような印象が強く、レピュテーションリスクの懸念が大きかったです。 しか

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M&Aにおけるリアルなトラブル|ニュース解説プレミアム Vol.02

今月はM&A BANKの新しい試みとして、判例紹介を始めました。 そこでこれに関連して、今回はM&Aに関する実際あったトラブルについて話します。 以前、動画である会社のM&A手法を解説したら公開するなとお叱りを受けたため、プレミアム限定記事にします笑。 買い手、売り手、仲介会社のいずれかに問題があった3つのケースを少しアレンジして紹介します。 買い手に問題があったケース―秘技競業避止義務外し

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エキサイトへのTOBについて|ニュース解説プレミアム Vol.01

”IT系 事業再生不可能説”を覆すかM&A BANKプレミアムが晴れてオープンになりましたので、公には言い難い話も書いてこうかと思います。 公開記事でも言及したXTech子会社のXTech HPによるエキサイト買収はけっこー面白い論点が多いです。 今回は、3期連続赤字のエキサイトを立て直せるかという話について、人にフォーカスして書きます。 IT系の事業再生はなぜ不可能と言われるのかまず、IT系の事業再生不可能説というのがあります。 店舗型商売などの伝統的ビジネスでは不振事業

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