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インターン生がキンコン西野さんのところに予算のお願いに行きました。

おはようございます。

突然ですが、昨日西野さんのところに行かせていただきました。

正確にいうと、『スナック西野』(YouTubeのメンバーシップチャンネル)の収録現場にお邪魔させていただきました。

『スナック西野』は、西野さんがご自宅で、西野さんの周りの様々な一流の方を呼んで対談するもの。昨日は、西野さんのスタッフ・田村有樹子さんがゲストでした。

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初めてこのnoteを読んでくださってる方もいらっしゃると思うので自己紹介させていただくと、私は3月から西野さんのもとで学生インターンとしてエンタメを勉強させてもらっています。

そして今は、『えんとつ町のプペル』のVRを作るというプロジェクトをやらせていただいております。

4月くらいに本格的にプロジェクトが立ち上がったんですが、最初は私はリーダーというよりも、「マスコットキャラクター」みたいな感じでチームにいたんです。

ただ、夏に西野さんに「呑みにいこう!」と誘っていただいて、そこで「もっとリーダーとしてまーちゃんが背負った方がいい」と言われました。

そして、もともとこのプロジェクトの予算はクラファンで集めようとしていたんですが、「会社のお金(オンラインサロンの売り上げ)であとはぜんぶ出すから、クオリティを上げることに集中して」と言っていただきました。

その時、想定してた予算は約3000万円で、500万円をクラファンでみなさんにご支援いただいてたので、残りの2500万円を西野さんが出してくださることになってたんです。

そして、季節が秋になって、ついに映画公開の12月になりました。

私もチームのみなさんも、「世界で戦えるクオリティのVR を作ること」を目標に、ひたすら開発を進めてきて。

優秀なアーティストには片っ端から声をかけて、日本だけじゃなく海外からも参加していただき、このプロジェクトに関わってくださる方の数は、何十人っていう人数になりました。

こんな未熟な自分がリーダーでも、みなさんのおかげで少しずつ形になってきて。

「いいものにする!!」ってエネルギーがどんどん高まっています。


ただ、ひとつだけ問題があって。

それは、予算がどうしてもおさまりそうにないということ。

どこをどう削っても、計算しても、当初の3000万円ではおさまりそうにないんです・・・

どうしようって思いました。

自分には、そんな大きな予算を預けてもらえるような経験も実績もない。

「これだけできるから、これだけ追加してください」と説得できる数字もない。

でも、もう作りたいものは頭の中にあるし、それができるメンバーにも集まってもらっている。

「どうしても作りたい」「わくわくする」っていうただその想いだけで。

なので、もうこれは直接西野さんに会いにいくしかない、と思いました。

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(#いつ切り出そうかそわそわしてた)


収録部分が終わって、後半の生配信中、西野さんが「VRどうなん?」って、画面に映っていない私に声をかけてくださいました。

「ここしかないな」と思って、「こうこうこんな感じで進んでて、でもこうこうこうしたいんです!!」とお話ししました。

「ただ、ちょっと問題があって、若干予算が足りなそうで・・・」と。

そう言うと、西野さんは手を叩いて「最高じゃん!」と、爆笑してくださって。

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西野さん「いま予算いくらなんだっけ?」

わたし「クラファンで支援していただいた分と、サロンの分を合わせて3000万円ですね」

西野さん「で、それがいくらになりそうなの?」

わたし「そうですね・・・ちょっと、あと、1500万円くらい足りなくて・・・」


そういうと、西野さんはまた爆笑して、その3秒後に「絶対やった方がいい!!!」と言ってくださいました。なんの迷いもなく。

「それで最高のものができるかもしれないし、全然ダメなものができたとしたらもう生きてられない気持ちになる。でも、どっちにしろ最高じゃん」って。

隣にいた田村さんも、優しく笑ってフォローしてくださいました。


ふつうこんな上司っていないです。

採算が取れるとか、これだけ効果があるとか。そんなものは一切示せてなくて、ただ若手が「どうしてもやりたい」って言っただけ。

これは決して、西野さんがお金を軽く見てるとか、計算が甘いとかそういうことではなくて。むしろ誰よりもお金の勉強をしたり、エンタメに厳しい西野さんは、1円の大切さをめっちゃわかってるはずです。

にもかかわらず、なんの実績もない若手の「やらせてください!」っていう言葉を信じて、預けてくださいました。

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(ありがとうございます!!!!!!#生まれて初めての土下座)


もちろんこの1500万円は、サロンのみなさんの大切なお金で、本来なら西野さんがご自身のエンタメを作るために使われるもの。

作りたいものが作れることが嬉しい反面、プレッシャーも責任も半端ないです。

もともとの予算でさえ、「学生インターン」が扱うような額じゃないと思ってたのに、さらにそれが大きくなってしまいました。

これは私が何かすごいとかでは全くなくて、たまたまそういう環境に居させてもらっているからで。

それをまた「最高じゃん!」と笑い飛ばしてくださるのも西野さんの優しさで。
私が話しやすいように空気を作ってくださってた田村さんの優しさで。

こうやって言っていただいたからには、ひるむんじゃなくて、もうやり切るしかないなと思ってます!!!

西野さん、本当にありがとうございます!!!
最高のエンタメが作れるように頑張ります!!!

そして、田村さん。おもしろいトークと優しいフォローありがとうございました😊


まずは「ショート版」として、12月にカタチにしたいと思います。

VRプロジェクト、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです!
よろしくお願いします!!!



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そして、この収録の一部始終は、専用Facebookグループでアーカイブとして残っています。ぜひ西野さんと田村さんの優しさを見ていただきたいです・・・!!

【参加条件】
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