人材派遣ビジネスについて

こんばんは。1日、間が開いてしまいました。
今日は自分がやっている仕事、人材派遣のビジネスについて書こうと思います。
人材派遣は、企業が求める労働力を人材派遣会社が提供するというものです。
あくまで、提供するのは、労働力です。個人ではありません。それゆえ、就業開始のタイミングまで、基本的には名前も学歴も年齢も個人情報は全て、伝える必要がありません。もちろん契約書にも名前が載ることはまずありません。(技術者派遣などで一部例外はありますが、、、)
しかし、一般的な有期雇用の派遣の場合、労働力というよりは、派遣社員のスキルや人柄、信頼が置けるかどうかは重要視されます。一緒に働くので当然と言えば当然です。
よくあるのが、就業開始前の顔合わせの際に、面接行為をされたという話が出ます。人材派遣の場合、直接雇用を前提とした、紹介予定派遣でない限り。面接行為・選定行為は絶対にNGです。これは、労働基準監督署(労基)に持ち込まれると派遣会社は確実に負けます。

これらを定めているのは、派遣法という法律なのですが、この法律がちょこちょこ改変されており、非常にややこしいものになっています。この法律を知らずに、働いている派遣社員の方々が、多すぎると僕は思っています。もちろん僕もできる限り派遣社員の方には、この法律について説明しますが、こちらが不利になることも多々あるので、伝えない場合もあります。そんな自分が非常にもどかしいですが、、、

僕が営業をしていて最近思うのは、無知な人というのは簡単に騙されるし、自分の意思を持つことができないなということです。営業が伝えたことを鵜呑みにするスタッフの方は、ある意味こちらからすると扱いやすいですが、その人の人生は営業担当の性格によって、左右されることになります。
自分たちがどのルールの中で働いていて、どこまで自由に動くことができるのか、自分が良ければOKな範囲の知識と、自分が納得いかないことがあったときに戦えるだけの知識は最低限必要だなと思います。
自分も会社に雇われているので、労働契約法や労働基準法はできるだけ知識としてつけるようにしています。残業時間の考え方や、2020年4月からの働き方改革の内容は自分の労働にも直結します。
仕事のやりがいや楽しさも大事ですが、自分の所属している会社がどのくらいホワイトな企業なのかは、社員全員が知っておくべき知識だと思います。

あとぜき

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