ひさしぶりに。

最近の私ですが、歌詞を品詞分解して分析したり、楽器を演奏したり、本を読んだり、言語を勉強したりといった日々を過ごしている。

なるべく早起きを頑張って家の手伝いをし、夕方は部屋中を掃除機で掃除している。掃除をすると気持ちがスッキリする。掃除しないとなんか身体がムズムズするくらいに習慣づいてはきた。今の自分に出来ることを少しずつしている感じ。ぼーっと生きているけど、ずっと何かを考えているから頭が疲れて寝れないことも多いけど。

そういえば先日、嬉しいことがあった。
今月に入り、ピアノを急に弾きたくなり、ずっと物置状態になってしまっていたピアノを綺麗に拭いて、ハノンやらツェルニーやらショパンやらの楽譜を本棚から引っ張り出してきて、少し弾いてみた。頭では弾けているのに、指が思うように動かなくなっていて。そりゃこんだけ関係をほったらかしていたわけだから、そうだよなごめんって反省した。でもピアノの方は久しぶりに触ってもらえてニコニコしていた。そう見えた。

で、その際に部屋の掃除もしたんだけど、埃をかぶったギターのエフェクターケースが目に入って。うわぁ、スタジオ練習とか1年半もしていないのかと思ったら、大学時代のサークル仲間のことをふと思い出して。2020年3月に開催する予定だった対バンライブは結局ずっと開催できず延期のままになっている。会えていない間に、私も含めてみんな色々と変わっているのかなと思うと、ちょっと淋しくなった。

そういう気持ちをiPhoneのメモに書いて、メロディーを考えてピアノで弾き語ってみた。そしたら、その音源を聴いてくれた後輩が連絡をくれた。聴いてくれたことだけでも嬉しいのに連絡をくれたこと、そして何よりも嬉しかったのはこれを聴いてその日一日を乗り切れたらしくて。

そんなこと言ってもらったことなかったから、とってもとっても嬉しくて。
恥ずかしさとか、こんな音源あげてもなって思っていたけど(完璧主義の悪い癖)、何かひとつ行動すれば、また誰かと繋がることができるんだって、行動してみることの大切さを改めて感じた。

その次の日には、外国にいる友達が「きみが前に作っていた曲を中秋節の満月の夜に再び聴いたよ。最近は曲を作っていないの?」って連絡をくれた。
この曲のなかに月が登場していたことをすっかり忘れてしまったいた。それくらい自分が作った曲なのに随分と聴いていなかった。

この頃、自分が音楽をする意味を探して悩んでいた。巷で人気の曲を聴いたり名曲を聴いては、人の才能や努力と自分との大きな差に押し潰されて勝手にしんどくなっていた。でも、こうやって一人でも聴いてくれる人がいたり、聴いてみようと思ってくれる人がいるなら、私は明日も頑張ってみようかなと思える。
音楽を通して、誰かのこころと繋がることができる。それがとても嬉しい。
何回でも聴きたいと思ってもらえるような音楽をいつか作れるように、もっともっともっと頑張らないと、頑張りたいと思う。


おやすみ





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