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私が脱サラを決断した理由、4歳の息子からの意外な言葉とは?

初めまして。まあさると申します。

妻子持ち(子供2人)で単身赴任中の30歳サラリーマンの私。

そんな私がこれから記事を書き綴っていくにあたって、脱サラを目指すきっかけとなった出来事をお伝えしようと思います。

ある日、

「なんでお父さんは離れて仕事しないとあかんねやろうな。」

突然、4歳になる息子から何気ない疑問が投げかけられます。

単身赴任の家庭であれば、一度は必ず通過するであろう瞬間です。

その時私は、

「お父さんが働かんかったら、お母さんもお父さんも息子もご飯食べられへんのやで。」

とごく普通の、模範的な回答をしたのでした。

しかし、

その瞬間から私の中で何か腑に落ちないものがあり、考え込んだ挙句、やがてその答えに辿りつきました。

その答えとは、

私は、息子の問いに対してちゃんと回答していなかったのです。

おそらく、

うちの息子はものわかりは悪いほうではない(親バカ目線でなくても)ので、

父である私が働かないと家族が食っていけないことは百も承知なのです。

つまりこういうことです。

息子が聞きたかったのは、

なぜ「働く」かということではなく、なぜ家から「離れる」かということ

確かに、

4歳の息子からしたら会社の都合など知ったこっちゃないのですから、

なぜお父さんは僕からあえて離れて働くの?近くで働けばいいのに。

と思うのは至極当然かもしれません。

この答えに至った瞬間からあるひとつの疑問、いえ、核心に辿り着きました。

「今の仕事じゃなくてもええんやない?」

現在の会社に勤めて約9年

要所要所で薄々感じながらも決して考えないようにしてきた

「これじゃない感」

が露呈した瞬間でした。

思い返してみても、私の人生は誰かの言いなりばかり。

親からは高校はあそこに行け、どこそこで働け。

唯一、自分の意志で決めたのは今の妻と一緒になることだけ。

会社でもまた同じ、

仕事が慣れたころに違う部署への異動命令

控えめに言っても尊敬できない上司の言いなり。

きっとこれからもそう

あと40年もこんな人生が・・・

でも、

「ここで終わってたまるか!!」

と、抗うことを決意し、何か突破口はないかと探し求めていた矢先

ある本と出会いました。

「嫌われる勇気」

ご存じの方も多いかと思います。

しかし、ここ最近まで読書などまともにしたこともなかった私ですから、自己啓発書のド定番であるこの本の存在を全く知らず、人気というだけで買ったはいいものの読んでみるとどうやらある心理学について書かれた本らしい。

その名も、

アドラー心理学

胡散臭いったらありゃしない。

ハズレかと思いつつも、せっかく買ったのだから渋々読み進めていくと、すぐに私の認識の誤りに気付きました。

面白い。

それに、

魂に刺さる。

私に刺さったのは、

変わりたくても変われない人は、今この瞬間も「変わらない」という意思決定をしている。失敗を恐れたり、今ある楽しみを犠牲にしてまで努力したくないがために、不安という感情をこしらえたり、過去に受けた経験や、環境のせいにすることで「過去にこんなことがなければ」とか「こんな貧乏じゃなけりゃ」などと可能性の中で生きていけるから、変わらないことをその人の「善」(ためになる)としている。

といった内容です。(かなり自分流に噛み砕きました)

そうです。

今までの私は、まさに上に書いたような人だったのです。

現状を作り出したのは紛れもなく私の意思決定の積み重ねなのです。

虐げられないよう周りの反応を気にしながら、自分を殺しながら生きてきました。

当たり障りのない、安定している誰かが敷いたレールを歩いていました。

失敗という恐怖から逃げるように・・・それを「善」としていた・・・

私のなかの全てがひっくり返りました。

人の敷いたレールを歩くのがどんなに楽だったことか


でも、

これからは違います。

自分でレールのない道を歩く

人生が2度あるならこんな険しい道は選ばないでしょう。

でも、たった1回しかチャンスがないのなら、

諦めるわけにはいきません。

この瞬間から私は自分の意志で歩き出しました。



参考文献:嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]

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動画もUpしてます→https://youtu.be/MYT1322X4YY

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