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2019年を振り返り「じぶんごとニュースベスト5」

「平成」から「令和」に変わった2019年。
私にとっても「変化」という元号がぴったりな一年だった。
紅白歌合戦を見ながら今年を振り返ろうと思う。

5位 芸能事務所に所属

ひょんなことから、5月末から芸能事務所に所属することになった。
たまたまオーディション用に自撮り写真を送ったものを気に入ってくださって所属のお話をいただいた。パフォーマーとしての22年のキャリアを積んで、次のステップを踏み出そうとしていた矢先に思ってもいないお誘いだった。元々私は「俳優」を目指してマイムをはじめたこともあり、俳優として勝負するタイミングが来たのかもしれない、と勝手に運命を感じた。
当然セリフは求められるだろうし、メイクなしの“すっぴん”で演技をすることが不安でたまらないのだけど、楽しく挑戦していこうと思う。
8月には宣伝用写真の撮影のため身体を鍛えまくった。コルクラボのメンバーの応援もあって減量に成功。まだまだ準備することがたくさんあるけれど、挑戦できる環境でどれくらい結果が出せるのかやるだけやってみようと思う。(撮影日、カメラマン佐藤雄治くんとドラマーまちんさん)

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4位 ネルが旅立つ

飼っていた愛兎のネルが9月25日に亡くなった。前日の夜、ネルは体調が悪かった。翌朝、ゲージがある部屋からバタンと音がして、心配して行ってみるとネルは倒れて痙攣していた。からだが固まり始めたネルを抱え、腕の中でお月様へ旅立ってしまった。6歳3ヶ月の命だった。
ネルは生後数ヶ月の子ウサギから飼い始めた。長く私たち家族を癒やしてくれた存在だった。死んでしまったショックもあるけれど、それ以上に感謝の気持ちが大きい。
ネルが死ぬ1ヶ月前後は奇妙な事がたくさん起きた。ヘッドフォンのボリュームが突然大きくなったり、グーグルホームが誤作動を起こして、ラジオが聞けなくなったり、音が途切れたり。ネルが亡くなった日、病院に連れていくときも、ネルを乗せた車のカーナビが誤作動を起こして、同じ道をぐるぐると案内させられるという怪現象が起きた。ネルよ、お知らせありがとう。。満月の夜は感謝の気持ちをもって夜空を眺めるね。

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3位 伊香保温泉パフォーマンス

落語家の三遊亭ときんさんから声をかけていただいて、群馬県伊香保温泉にある旅館、秀水園さんでパフォーマンスをさせていただく。ときんさんは、私の地元の大森さくら祭りでご一緒して以来、めちゃくちゃご無沙汰していたので連絡をいただいた時は、最初間違えメールかと思ってしまった(笑)。
こうして人のご縁で広がっていくまあさパフォーマンス。地元の方々から、大変良くしてもらい、もっとこの町で仕事をせねばと思うのでした(笑)。
旅をして新しい出会いがあり、旅先でパフォーマンスを楽しんでもらう幸せを実感できたお仕事でした。


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2位 「演劇教育ダイアローグ」はじめました

マイムパフォーマンス、マイムワークショップを続けてきて「教育」分野に興味を持ち始めた。マイムを「演劇」のひとつとして定義をし、演劇が社会にどのような価値があるのかを言語化していこうと考えた。そこで「演劇教育ダイアローグ」と称した小規模の対話イベントをはじめたのだ。
演劇を観る、演劇をやる(舞台に立つ、演技をする)だけではない演劇との関わり方を、多くの人たちと対話を通して発見していこうという試みだ。
演劇の価値を言葉に残し、表現教育の分野で社会に役に立つことができないものかと模索している。私自身、マイム表現をやってきたことで生活習慣やビジネスに大きく役に立っていることがある。何よりもマイムを通して心が豊かになり、人生を楽しんで生きている実感がある。なにかマイムをやってきたことでの恩返しができないか、演劇教育ダイアローグを始めたことは私にとって大きい一歩だった。

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1位 コルクラボでの活動。そして12月をもって退会

昨年12月から入会して、1年間がっつりとコルクラボを楽しみ尽くした。編集を学ぶ場として入会をしたはずが、それ以上に学ぶことが多かった。
コルクラボ主宰の佐渡島さんが「編集は感情を設計すること」と言っていた。
児童劇団の子役時代から現在のマイムのパフォーマーとして、さまざまな感情を知り、感情を表現し、相手の感情に寄りそってきたことが、編集の仕事にも繋がったと思えた瞬間だった。これは本当に驚きの発見だった。
私は、演者・パフォーマーとしての「まあさという分人」と、「ウェブ編集者としての分人」を使い分けていた。しかし、ラボを通して「編集」の仕事でも感情を表現していることに気付かせてもらった。演者としても編集者としても感情を扱う仕事ができるのは、とても幸せなことではないかと思えた。私のなかでは、このパラレルワークは芸道の通過点であり、違う職種であってもひとつに繋がるものだと信じて、この選択をしている。この選択が感覚的で、かつさまざまなタイミングではあったけれど、ひとつに繋がっていることにとても安心することができたし、自信にも繋がった。

コルクラボで1年間体験した「人間関係を編集する」「コミュニティを編集する」「チームを編集する」「わたし自身の感情を編集する」活動は、大きな財産になった。そして、コルクラボで出会えた友人たちと、これからも自由に繋がって、2020年もどんどん楽しんでいこうと思う。

コルクラボで出会えた全ての人たちへ。
どうもありがとう。

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