恋と愛とは違う理由

ホロスコープで恋愛と結婚は違うのです。
恋愛は、巷で流れているもの、つまりは、金星と火星だけで良いですが、恋が愛に変わり信頼となると、金星、火星だけではわからないです。

よく言われる相性と縁の違いでしょうね。
相性がいくら良いと思っていてもそもそも、出会って縁を結ばなくては発展しません。
恋だけでは、食べていけないし、共同作業は捗らないからです。

恋愛の相性で、男性の金星は女性を表す主体星であり、金星全般が人間関係をも表すため、男性から見ると好きな女性のイメージが沸きやすいです。
例えば、相手の金星がふたご座なら、頭の回転が良く軽快な女性がタイプと言えます。そして、ハウスのカスプ。5ハウスは【子ども】も示します。子どもは、純粋で目線が自分視点ですし、表現と言えば恋愛ですからね。カスプを見て何のサインか見ると予測はつきます。
女性は火星が男性を表す主体星ですので、火星の示すサインが好きと言ってもいいでしょう。
例えばわたしは、火星がみずがめ座で５ハウスのカスプはしし座ですから、子どものような純粋な人が好みです(笑)

これは瞬間的な「タイプ～」という気持ちのようなものです。
ですが、その後にどれだけタイプであっても現実的なものが見えてくると人というのは勝手なもんで、また瞬間で嫌いになるものです。

恋愛は、所詮そんなものです。
ですので、金星、火星の示すものは、ひと時の気持ちと思ってよいと感じます。もちろん、結婚しても恋愛感情を持てる間柄も存在します。そういう人たちには、金星、火星のアスペクトが成立していることも考えられます。

では、結婚は？何が必要なのでしょうか。
結婚には、太陽と月と木星、土星が重要です。
太陽、月は当然の事ながら、木星？土星？と思われましたか？
それは、結婚とは「社会」だからです。
好き、嫌いだけでは成立はしても継続はできません。

ここがポイントです。
成立しても継続を視野に入れるとしたら、木星で状況の改善を促していき、土星で時間軸を調整していくのです。

土星は、鍛錬を促す惑星であり、結婚とは全く異なった価値観の人間同士が一つの集団を作り上げていくことになるため、繰り返しの連続として浮かび上がる事柄をも示します。

そういった意味で、太陽の示す指針と、月の日常と木星、土星社会性の示すものにたくさんのヒントが詰まっているのです。
水星同士のサインも重要になます。コミュケーションや思考は人間関係の構築には欠かせないものですから。