「成瀬は天下を取りに行く」を読んで長岡花火を見に行くと誓った①
ずっと気になっていた本。やっと読むことができました。そして、成瀬という人物に惚れてしまいました。
表紙も素敵です!
私はこの夏西武に捧げようと思う
物語はこの一言からはじまります。
成瀬は、中二の一学期最終日に幼なじみに、宣言しました。
若い時と違い、大人になると仕事や家庭のことで頭がいっぱい。
やりたい事があっても理由をつけて後回しにしてしまいます。
しかし、この成瀬なる人物は200歳まで生きることを目標にして、ストイックな生活を送っています。
変わり者なゆえに、女子から無視されますが、それを受け入れる強さをもっています。
そして、いろいろな事に果敢に挑戦していきます↓
⚫︎テレビ中継に毎日映る
成瀬は、夏休みに大津市にある西武デパートの閉店が決まり、毎日地元テレビの中継されることに。
成瀬は毎日通いテレビに映り込みます。
こうして、成瀬は中2の夏休みを全て西武大津店に捧げた。
幼なじみに、理由を訊かれた時の理由が
「こんな時期にもできる挑戦がしたかったんだ」
でした。でも、なぜこれにした?
⚫︎M-1グランプリ出場
その後、成瀬は幼なじみを誘いM1グランプリに出場することに。1回戦は3週間後…結果は初戦敗退。残念な結果でした。
しかし成瀬の一言。
「これで一生『M-1グランプリに出たことがある』と言うことができるな」
この一言、痺れました。
「やった」と「やっていない」とでは天と地の差があるもんな。
⚫︎高1で坊主頭になる
高校の入学式に成瀬は頭を坊主にしてきました。
精神的に病んでしまった?と思いきや、髪の毛が月に1センチ伸びるとして、卒業までには36センチになるのかを自分を使い実験していたのでした。
私は成瀬の言葉に心を打たれました。
そして私がやりたかった事を思い出しました。
その②に続きます。
ここまで読んでくださりありがとうございます。