動き、近づき、手に入れる　　　～風山漸～

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です
森の中を一緒に散歩するように
お話したいです

週の頭に
易の卦（け）から得られる
問いかけをあげています

この文章をご覧になるのも何かのご縁

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する　
ヒントにしていただきたいと思います

今週は『風山漸（ふうざんぜん）』です

山☶の上に風☴がある形です
風は樹木の意味もあり
山の上に木が生えている状態です
山の木の
少しづつ着実に
大木に伸び進む姿を表しています

この卦には

『鴻（こう）干（みぎわ）に漸（すす）む
小人（しょうし）厲（あやう）し
言（ものい）うことあれど　咎（とがめ）なし』

という言葉があります

「水鳥の大雁が
水際で陸上に上がるのをためらい
徘徊している
若者は危うく
文句を言人がいるかもしれないが
責められることではない」

という意味です

行いたいことがわかっていても
経験が少なく
慣れない環境や苦手な状況の時は
何もできないものです

しかしそこで止まらず
まっすぐ前に進んでいなくても
勇気を出して動いていることそのものが
前に進んでいることです

前に進んでいないではないかと
心のない言葉をかけられても
気にしなくてよいのです

まだ未熟だからと
どこにも動けないでいますか

行きたいところの渦中に入れないように思えても
その周りへ少しでも動いていきましょう
迷い子のような気持ちになるかもしれませんが
役割を見つけ気持ちは落ち着いていきます

正しく役割を全うしていくことで
少しづつわずかに
自分の行きたいところに近づき
いつの間にか行きたかった場所で
豊かさを得ているでしょう

「今見える
行きたいところはどこですか」

いつも読んでくださり
ありがとうございます

a_27mさん　美しい写真使わせていただきます　
ありがとうございます

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