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お墓を契約しました

今流行り?のマンション型です。
ネットで色々と調べて、目星をつけたところに直接見に行って、最終的に父が決定し私が契約。
縁もゆかりもない土地ではあるけど、子や孫に負担にならない場所にしました。

マンション型は、土地代や墓石代が通常のお墓よりかかりません。立地もよし。厨子(遺骨)はバックヤードに保管されていて、お墓参りする際に機械で目の前まで運んでもらいます(自動搬送式納骨堂)。
契約によりますが、跡取りが居ないなどで33回忌で契約延長しなかった場合は、他の方の遺骨と合祀されます。
天候に左右されることはないですし、高齢になればなるほど墓掃除は難しくなりますが、そのようなこともこのタイプのお墓は心配する必要がないです。

マンション型は、ネットに出ている表示価格と実際の支払額には差があるので、詳細はしっかり調べた方がいいです。立地とかね。結局、納得はするんですけど。

ちょっと前まで父は、海に骨を撒いてくれればいい、とか、山に撒いてくれればいい、とか、クソ面倒なことを言ってましたが、今年で父の兄姉は全員、母の方も次男の兄以外は去年他界してしまい、葬儀などの話を聞いているうちに気が変わったみたいです。
(COVID-19のため父母は葬儀等には出ず、子の誰かが出席して様子を伝えてました)

うちの親はどちらも7人兄弟の末っ子同士です。
父と一番上の兄は20近く離れていて、すぐ上でも13離れてました。
母と一番上の姉は13離れていて、すぐ上の兄はすでにいません。

父方の本家のお墓は本籍があった場所ら辺にあったらしいですが場所が分からず、父の父母(私の祖父母)のお墓は2019年に墓じまいしました。
母方の本家はどこにあるか分からないし、母の父母(私の祖父母)のお墓は母の三番目の兄の息子(私の従弟)が墓守になっていて、従弟のお父さんと従弟の嫁の父母も入っています。
他のいとこたちの家も事情はそれぞれでお墓があったりなかったり。高齢の従兄弟達はお墓を持たないで合葬墓の形を取りました。

父も母も末っ子だからか、日本の慣習の知識だけはあるのだけど、お兄さん・お姉さんが全部やってくれていたので、実体験が伴っていないのでちょっと疎いんです。
おかげで私は、冠婚葬祭に関しての知識がほとんどなかったので社会人になってから苦労しました。今はネットがあるからいいけど、当時は人に聞くのが恥ずかしいし、どう聞いていいか分からなくて、冠婚葬祭の本を何冊も買ってました。うちは転勤が多くて親族と物理的な距離も遠かったし、転勤族の子供だからか、元からなのか今より人見知りだったし、しょうもないプライドは高かったしで人に何かを聞くって言うことがとにかく苦手でした。
お盆やお彼岸なんて他人事で、何をするかも、どうするのかも、かなり大きくなってから知りました。記憶は定かでは無いけど多分、中学くらいまで知らなかったと思います。

数年前から、お墓どうしようかなぁ、と思っていたけど、なんやかやで、調べるの先延ばしにしていたら、父の心変わりで決まりました。
入るところができたのはうれしいかな。

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