𝙼𝚊𝚔𝚒

写真と文章 | 25歳 | 企画職勤務

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最強開運日と新しい財布

7年ぶりくらいにお財布を新調しました。 ここ数年、なかなか自分好みの財布が見つからなかったのですが、ネットで見つけたCELINEの折りたたみ財布に一目惚れ。 うーん、可愛い!! 真ん中の金具の部分たまらない!! 色もちょうど良いブラウンで癒される!! 本皮だからこれから大切に育てたい。 ちなみに私はガジェット系以外で1つの商品に対して10万円以上も使ったことがなかったので、会計の時は震えが止まりませんでした。 珍しく大きい買い物をしたので、 せっかくなら縁起の良い日が

    • 永遠のバディは私しかいないから

      物心ついた時から、自分のことを、気の置ける友人やバディ・パートナーのように思っていた。 沖縄でのびのびと育ったからなのか、両親の仕事の関係で引越しが多く、ずっと一緒にいられるのは自分だけだということに、幼いなりに気付いていたからなのかはわからない。 とにかく昔から、自分のことをバディだと思い、大切にしてきた。 だからこそ、そんなバディのご機嫌の取り方や喜ばせ方はよく知っているし、一方で、バディを悲しませたり、傷をつけるものからは容赦なく手を引いてきた。 そのひと

      • 音楽が不死だからこそ、私は

        音楽は、わたしにとって人生そのものだ。 だから昔から、好きな人の好きな曲を 片っ端から聴き漁ることが好きだった。 分かり合えないことを分かっているからこそ、 その人の人生を少しだけ掬える気がした。 好きな人を知る手段として 夜通し聴いた音楽は、今も覚えている。 私の思い出の楽曲を三つ紹介したい。 まず一つ。 昔付き合っていた恋人と別れた直後、 その彼が "いいよ、これ。" と教えてくれた曲。 栞/ クリープハイプ 桜散る桜散る ひらひら舞う文字が綺麗

        • どこか遠い国のニュースが、あの国のニュースになった日

          「なんでよりによって今?」  「デモ危なくないの?」 出発前何度も耳にした言葉。 私だって、航空券を手にした秋頃は 年末にはデモも収まっているだろうなんて、 軽い気持ちを抱いていた。 ただ、この問題は そこまで甘くはなかったようで。 収束するどころか、 日に日に暴動は過激化した。 私は社会人1年目だ。 ただでさえ 無い時間とお金を絞り出したんだから。 もう、行くしかなかった。 ------------------ 12月31日、深夜3時。 不安な気

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        • Journey of my life
          2本

        記事

          アフォガードで運河を造った話

          ほのかに冬の終焉を感じる夜。 フランスを発ち、"寝台列車 テロ"という何とも不穏な名前の列車に乗り、寂寥感を漂わせる早朝のイタリアに上陸したのは、ある年の3月1日のことだった。 3段ベッドの寝台列車の2段目。 つまり、上下を乗客に挟まれた真ん中という最悪のポジションに強制収容された私達は、充電をすることすら許されなかった。 パリよりもほんの少しだけ暖かいミラノに到着し、"どこかで充電できたらいいね"なんて呟きながら、そういった思いとは裏腹に 縦横無尽に駆け抜ける路上電

          アフォガードで運河を造った話