見出し画像

note 始める理由。

 2020年が明けました。年末年始にいつも思うのが、暦ってすごい、ということ。理由は、年の”始まり”や”終わり”にみんなの意識を向けさせることができるから。これほど暦を意識する時期ってないんじゃない? 自然の一部である人間が、暦を意識することで、自然の一部だと感じることができる時期でもあるんじゃないかといつも感じます(なので、できればどの経済活動もせめて三ヶ日はお休みしてもいいんじゃないかとまじめに思っています)

note、始めました。

 noteを始めた理由はいろいろですが、その一つがoutputを意識したかったから。どういうことかというと、毎月、多くの本を読んだり、多くの人に出会って学んだり、日々のいろんな出来事に出会って感じることが多い日々ですが、そこで生まれた感情や気づきなどを自分の中で整理することなく日々を過ごしていることに根無し草を感じてしまったことが大きなきっかけです。それらの感情や考えを自分の中にぼんやりと留めておくだけでなく、きちんと言語化し、日々のinputoをきちんとoutputすることで自分の中にも定着をさせ自分の知識の”根”を張りたいと思ったからです。

体験は蒸発する。

 日々の体験は蒸発する。体験はどうしても自分の中に定着せずに流れ去ってしまうもの。だから例えば、体験したことを人に話をしたり、体験から得た感情を文章にして言語化するなど、”体験”を体験のままにせず、”経験”にまで持っていくことが定着には大事。そう考えてのnoteを始めることにしました。

関心ごとは、「間」と「間合い」。

 これから書いていくテーマは本の感想や日々起こったことへの雑感がメインですが、日本文化における「間」や「間合い」に関して関心があるので、それを軸にいろいろを感じることを書くことも多くなるかと思います。ちなみに、日本文化における「間」や「間合い」とは、能や歌舞伎、音楽、落語などの芸能や、花道、茶道、日本画などの芸術、数寄屋造りの茶室建築や日本建築、剣道や合気道などの武道において確立された思想で、日本文化を特徴づけるもの。自分自身の”根”を張ることを考えると、生まれて育った日本に綿々と継承されてきた文化に興味を持つのも自然な流れかな、と思っています。気軽に続けていきます。長く続きますように。

                     by maai-lab.kyoyo/Yuko Toyao

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?