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女子の会話と占い

占いをしてもらった。その人は名前などを告げると対象者の画像が出るらしい。あと家系のことも少し聞かれる。
私は昔道端で占い師に営業をかけられたこともありまんまと占われたこともある。カモになりやすい風貌かもしれない。そして、占われたことに対して結構気にするタイプである。
さて、結果なのだが、私は見かけと違い女らしいタイプであるらしい。しかも寂しがり屋である。会話をすることで心が安定し、自分一人で考え込んだりするとろくなことがない。寂しいので誰か話し相手を求め、時には情に引きづられてズルズルなってしまう。そっかー。
私はコミュニケーション下手である。女子同士の会話は今までの人生避けてきた。これでは本来の自分の生き方と真反対なのではないか。ちょっと実験をしてみようと思った。
バカリズムの『架空OL日記』に丁度はまっている。シーズン1を一気見してしまった。ちょっと自分をそのモードにしてみようと思った。
ところで息子もその女子型なのだそうだ。会話によって心が安定するタイプ。彼は私よりも余程自分を知っている。私は息子を師匠とし自分を『架空OLモード』にした。頭の表面だけを意識しで口を動かす。まるで「ドントシンク、フィール」だ。本能的な条件反射だけで会話を紡いでいく。ここで大事なのはリズム、タイミング、適当なウイットである。息子は師匠として身近な頼れる存在であった。彼は見事に私の食指に食らいついてくれ、会話には寸分の合間も作らず、彼のテスト休暇中のランチを摂るココスでも居並ぶダベリ主婦やサラリーマンを尻目に盛大にマシンガントークを繰り広げてしまった。お互い溜まってるねー色々。
ということで、私は強力なダベリ仲間を早速見つけてしまったのである。ただ彼はまだ13歳。先天的なものもあるだろうが、会話の内容がー。いつかお互いの悩み話を打ち明けることも有るのだろうか。