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「ママ?石川の人にけん玉を送ってもいいの?」

と、最近けん玉ブームの我が家の小1長男から、突然問われた。

彼の話を聞くと、地震の被害に遭われた方へ、何か助けになることを考えたとき、けん玉を送ることを思いついたようだった。
でも彼なりに考えた結果、食糧や物資などではなく遊び道具を送ることはよくないのかな?という疑問も含まれていた。

そんな彼へ私は、
・けん玉を送りたい気持ちがすごく素敵だということ
・避難所などで心細い気持ちになっている人はきっと多いから、きっとけん玉は喜ばれるだろうということ
・でも今は、けん玉を送るよりも募金をすることが一番の助けになること

という話をした。
彼はよく話を聞いてくれる。

その後、ゴソゴソと自分のお財布からお金を取り出す彼。610円を私の座る前に置く。

「これ、募金する」

彼の物分かりの良さと行動力、器の大きさにクラクラした。あぁー、すごいなぁ。

早速夫が募金をすることができる口座を調べてくれ、私たち夫婦で行う募金額+長男の610円を、募金した。
振込ボタンは長男に押してもらったらしい。

新年から天災と人災が続き、それを報道するニュースを見るにつけ、心を痛め、被災地を心配していたのは、大人だけではなかった。

7歳児のやさしい気持ち。
心がほっこりした今日でした。

なお夫は新車のナンバーを「610」にしようかと目論んでいる。

震災の被害に遭われた方々が少しでも安心できる日々が早く来ることを祈っております。

微力なたくさんの支援が石川県へ届きますように。

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