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第43回全日本大学軟式野球選手権大会の注目ポイントを教えます‼️

皆さんこんにちは。

日本体育大学に在学しているごくごく普通の大学生です。大学では、"軟式野球"という競技でプレーしていて、8月まで学生監督としてチームを率いていました。

そして、大学軟式野球日本代表学生コーチとして12月に開催予定の国際親善大会に参加予定です。コロナウイルスの影響により遠征先は調整中とのことで、どこに行こうが代表としてしっかりチームの勝利や軟式野球の発展に貢献していく所存です。

さて、そんな今回は、タイトルの通り令和3年11月14日に開催される第43回全日本大学軟式野球選手権大会の注目ポイントを、僕なりに解説していこうと思います!

大学軟式野球界で競技をしていた経験から、大学軟式野球日本代表の学生コーチとして何かお伝えできることはないかと思い、パソコンに向かっております。このnoteは僕の思うがままに書いていきますので、その点、ご了承いただければと思います。

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それでは、よろしくお願いします!!


|  トーナメント表を見ての率直な感想

全日本大学軟式野球連盟のホームページにトーナメント表が掲載してあります。

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このトーナメント表を見て、右側ブロックがかなり激戦区だなと思いました。というのも、8月に開催された第1回全日本大学軟式野球選抜大会の優勝校である白鷗大学さんと準優勝校である桐蔭横浜大学さんがいるからです!さらに、白鷗大学の初戦は8月の全国大会でベスト8に入り、東京六大学を勝ち上がった法政大学さん、桐蔭横浜大学の初戦の相手はこちらも8月の全国大会でベスト8に入り、第40回大会の優勝校である京都文教大学さん。

このような組み合わせで開幕する大会ですが、注目ポイントを上げ出すとキリがないので3つに絞ってお届けしようと思います!!

Point①白鷗大学さんの夏・秋制覇を食い止める大学は現れるのか。

白鷗大学さんとは実際に対戦したことはなく、8月の全国大会や以前の大会などで対戦している様子を見させていただいた感想になってしまうのですが、打つ・守る・走るの個々の能力が高いという印象です。打線では1番から9番まで抜け目がなく投手陣の打たせて取るピッチングを武器に固い守りで最小失点に抑えるといった感じの印象が強いです。以前、白鷗大学さんの選手に強さの秘訣を聞いた時に答えていたことは、「あたり前のことをあたり前にプレーするだけですよ」ということでした。ただ単に、打って守って走るチームじゃないからこその強さなのかもしれません。

中でも、エース高久くんのピッチングには注目です!会った事もなければ、ピッチングを生で見た事もないのですが、この数字を見て驚きました。。。

優勝に導いた投手なので結果がすごいのは見たらわかるのですが、僕が興味あるのはいかにしてこのような数字を叩き出せたか。何かこだわっている投球術がないとこの数字は叩き出せないはずですよね!ぜひ会って、色々話を聞いてみたい!!大注目です!!!

このような凡事徹底の精神に個々のポテンシャルが兼ね備わった白鷗大学さんに勝利の旗をあげることができる大学がいるのかというところに大注目です!

初戦で対戦する法政大学さんは、池田くんと切原くんの2枚看板で0を刻み、多彩な攻撃で得点を重ねるチームですし、北海道医療大学さんがダークホースとなって食ってしまうかもしれません!はたまた、新潟医療福祉大学さんや中京学院大学さん、8月の全国大会ベスト8の沖縄国際大学さんが勝利するかもしれません!

ちなみに、新潟医療福祉大学さんが初戦を突破することになれば、夏の全国大会の再戦なんです!こちらの行方も目が離せませんね〜!!

Point②飛び抜けて強いチームのいない左側ブロックの行方。

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右側ブロックに強豪校が集まったことは大学軟式野球界に携わっている人ならわかると思いますが(誰も言わないけど心の中ではそう思ってるはず)、かといって左側ブロックに注目ポイントがないというわけではありません!

僕の予想では、東北福祉大学さん、立命館大学さん、日本体育大学さんが頭ひとつ抜けているのかなと。(※あくまで主観ですよ)

で、注目ポイントはこの3つの牙城を崩すノリに乗った大学はどこだ!?という点です!試合は負けたら終わりの一発勝負、トーナメント方式です。大会期間前の調子がどんなに悪くても、大会期間中に強くなっていけるチームが本当に強いチームだと思います。

大学軟式野球の試合を一度見ていただくとわかるのですが、試合中は終始明るい声が飛び交い、好プレーが出た時はもちろんミスをしてしまった時でさえ、ベンチ内は盛り上がっていくという文化があります!アマチュア野球、大学硬式野球(準硬式含む)、社会人野球、プロ野球のどこにもない文化です!

たったひとつの好プレーで試合の流れを自分たちのモノにし、勢いそのままにワンチャンスで得点を重ね、勝利を手にすることだってあります!「運も実力のうち」という言葉があるように、「勝ったチームが強い」んです!

ノリに乗って、ワンチャンスをモノにし、大会期間中に選手自身が成長できるチームが現れれば、3つの牙城は崩れるでしょう!それとも、3つの大学が各チームのプライドを貫き通すことができるのか!?



ね、オモシロくなってきたでしょ!!??



Point③一球速報もしくは各大学のInstagramライブを刮目せよ!!

未だ発展途上の大学軟式野球界です。金銭的な支援が少ない大学が多く、Youtubeでのライブ配信やUNIVAS LIVEのように大々的に世に出すことができておりません。これは、大学生が頑張っても頑張ってもどうにもすることができない問題で、組織の仕組みやら大人の方々の協力を仰ぎながら長い時間をかけて取り組まないといけない問題なので、今大会で整備することは厳しかったようです。

こうした現実問題をどう対処し、軟式野球を世に拡めていくのかという点にも個人的には興味がありますが、各大学や連盟が今ある環境でできることに最善を尽くしておられます。

それが、一球速報各大学のInstagramライブです。

一球速報は全日本大学軟式野球連盟が主に実施しています。8月の全国大会の際にも大活躍で、リアルタイムでテキスト上で試合経過が送られてきます。

今回の大会も導入されるとのことですので、一球速報で応援しましょう!!

そして、各大学のInstagramアカウントによるInstagramライブで観戦するという方法もあります!実際には実施している大学と実施していない大学はあります。8月の全国大会ではほぼほぼ行われておりました。また出場チームの所属する連盟のアカウントでもInstagramライブを行なっているチームもあって、「ありがとうございます!!!」と心の底から叫びたいです!


これは、各大学の判断なのでやってくれることを信じるのみですが、Instagramを通じて、卒業を控え大学進学を考えている高校生たちに野球を続ける選択肢として軟式野球の存在を見せてほしいと思います。見てくれている人がごくごく少数でもいいんだよ。高校生に限らず、いろいろな層の方々に知ってもらうことが重要。

#急なタメ語
#なんか熱く語ろうとしてんな


はい!というわけで、以上3点が日本代表学生コーチが思う注目ポイントです!

Point① 白鷗大学さんの夏・秋制覇を食い止める大学は現れるのか。
Point② 飛び抜けて強いチームのいない左側ブロックの行方。
Point③ 一球速報もしくは各大学のInstagramライブを刮目せよ!!

この短期決戦の中に数々のドラマがあるはずです。中には、この大会で引退を迎える学生もいます。選手には、これまでの野球生活の集大成となるには相応しい舞台でプレーができることに感謝して、思う存分暴れまわってほしいです。

そして、いろいろな思いを背負って戦う大学軟式野球戦士たちのプレーを目に焼き付けてください!

本大会は、11月14日(日)に大阪を拠点に開幕し、初戦は翌日から行われます!


果たして、有終の美を飾る大学はどこになるのか!?

白鷗大学さんの夏秋制覇か。。。

それとも、「待った!」をかける大学が現れるのか。。。

熱戦に注目しましょう!!







編集後記

各大学スポーツはこの時期になると佳境を迎え、インカレやら全日本大会やらで盛り上がりを見せています。

(こちらを見ていただけると一目瞭然です!)

そんな中、大学スポーツの選択肢として軟式野球という競技をみなさんに知ってほしいです。野球は野球だけど、硬式野球、ソフトボール、準硬式野球、軟式野球でそれぞれに特徴があって良さがあって、違う競技だなぁとも感じています。特に大学軟式野球で、学生監督を経験できたことは非常に意味があると思っています。今はまだ、実感できていませんが、貴重な経験をさせていただいたと感じています。そんなこともあって僕が大学4年間を捧げた軟式野球という競技が、もっともっと拡まってほしいと感じるようになりました。昨今、野球人口の減少が注目されておりますが、それを食い止めるためには、野球という競技に関わっている人たちからの発信が鍵を握っていると感じます。僕自身、野球という競技がなかったらこれほどまで成長できなかったし、野球という競技に育てられたと感じます。そう思う人はきっと、僕だけではないと思います。こうして現場の生の声を発信することが、野球界の輝かしい未来に貢献できると嬉しいです。最近参加した勉強会で、「他人は見ているようであまり見ていないから思いきって行動しな」という言葉が胸に刺さり、心の足枷が少しだけ軽くなったので、こんな記事を書いてみました。最後まで読んでくださって、心から感謝します。あなたの人生に幸あれ。


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