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まだまだ終わらない大学軟式野球〜nextスポニチ旗・大学軟式野球JAPAN〜

こんばんは。

日本体育大学に在学しているごくごく普通の大学生です。大学では、"軟式野球"という競技でプレーしていて、8月まで学生監督としてチームを率いていました。

そして、大学軟式野球日本代表学生コーチとして12月に開催予定の国際親善大会に参加予定です。コロナウイルスの影響により遠征先は調整中とのことで、どこに行こうが代表として、しっかりチームの勝利や軟式野球の発展に貢献していく所存です。

さて、本日をもって第43回全日本大学軟式野球大会が幕を閉じました。まずは、選手の皆さんお疲れ様でした。そして、コロナウイルスの影響を受ける中、大会が円滑に進行できるよう、早期より大会実施に向けて動いてくださった全日本大学軟式野球連盟の方々、審判団の皆さん、試合の運営の協力をしてくださった各大学の学生の方々に、深く感謝いたします。ありがとうございました。

前回の記事で、大会の展望を書いておりますので、そちらと今大会の結果を合わせてご覧になられるとより今大会が楽しめるのではないかと思います!ぜひ!

今回の記事では、大学軟式野球日本代表学生コーチが各チームのInstagramによるLive配信を見て思った大会の感想と、タイトルの通り”まだまだ終わらない大学軟式野球”というテーマで書いていきたいと思います。ぜひ、最後までご覧ください!

| 今大会の結果

今大会の結果はご覧の通りとなりました!

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法政大学は創部以来初の優勝、そして佛教大学は2001年以来2度目の準優勝です。

| 今大会を通して感じた優勝するチームの共通点。

今大会は初日からいきなりの大波乱で、夏の全日本選抜大会優勝の白鷗大学が法政大学に敗れ、全日本選抜大会準優勝の桐蔭横浜大学が2回戦で桃山学院教育大学に敗れる結果となりましたね。

夏の全日本選抜大会や秋の全国大会に向かうまでの各チームのInstagramを見ると、練習してきた量や質には大学によって大きな差があります。社会人チームと数多くオープン戦を組み、実践経験を多く積んできたチームもあれば、練習環境に恵まれずチーム内での練習でしか調整することができなかったチームもあります。これが大学軟式野球の特色ではありますが、「練習をしてきたから」「あれだけやったんだから」と、どうやら練習の量や質が本番の結果に直結するわけではなさそうです。

#もちろん両方大事だよ
#なんとか意図を汲み取って

じゃあ、何が今大会の結果に結びついているのでしょうか。結論から言います。

大会期間中に幾度となく訪れる向かい風を、
スキル・自信・”品”のあるノリによって
”追い風”に変える力

この3拍子が揃わないと、トーナメント大会の優勝は厳しいのかなと感じました。前回の記事でも、「大会期間中に成長できたチームが優勝するよ」と予言しておりましたが、半分正しくて、半分間違っておりました!

※あ、これはあくまで大学軟式野球における私の見解です。高校野球・大学硬式などステージが変われば求められるものが多少なりとも変わってくるだろうと付け足しておきます。

まず、スキル。これはもう誰しもがわかっていることだと思うのですが、試合の勝敗を決めるのは運や実力などでもなく、スキルでありテクニックです。メンタルなんかでも、運なんかでもありません。簡単にいうと、チーム内にどれだけ打てる打者、0点に抑え続ける投手、0点に守り抜く野手陣を配置するかで、勝敗は決まります。これが野球というスポーツです。単純なんです。だから、勝つためには絶対的に外せない要素です。

そのスキルやテクニックを極めるために、練習をしていく過程で生まれるものが自信です。「なんでうまくいかないんだろう」「もっとこうしたらうまくいくんじゃないか」と試行錯誤を繰り返して、自信が醸成されていきます。そして、絶対的な自信を持って本番を迎えるか否かで大きく結果は変わってきます。全国で勝ちたいと思うなら、この2つを最低限持ち合わせていないと厳しいでしょう。その最低限のラインはかなり高いところにあるのですが。

ここまでは、誰もが納得することでしょう。

しかし、3つ目の”ノリ”って何でしょうか。今大会の各チームのInstagramのLive配信を音声付きでご覧になった方や実際に足を運んで観戦された方は感じたと思うのですが、各チーム異様に盛り上がっていませんでしたか??異様に明るくなかったですか??この能力がチームの士気を高めるのに貢献し、たった一回のチャンスをものにしただけで一気に流れに乗っていけるんです。で、盛り上がり方は各チームによって異なると思います。この表現が正しいかわかりませんが、”お祭り騒ぎ”のような感じかと。ただ単に騒げば良いのかというとそうでもなくて、スポーツマンシップに則り、相手を尊重した中での”お祭り騒ぎ”ということを意識しなければいけません。決勝戦に駒を進めた2校に限らず、「一回のチャンスを手放さないぞ」と言わんばかりの盛り上がり方には”品”を感じました。その”品”のある盛り上がりによって敵チームの息の根を止めることで勝利に近づいているように感じました。

以上3点を、抜かりなく突き詰めたチームが2校であるのかなと。そんなことを痛感した大会だったと思います。改めて、出場した全チームの皆さん、お疲れ様でした!

| 大学軟式野球から目が離せない!!!

そして、大学軟式野球はこれから大きな行事が2個続きます!

1つ目は、明日11/20から沖縄で開催されるスポニチ杯第5回全日本軟式野球大会です。この大会には、夏の全日本選抜大会で優勝を果たした白鷗大学が大学代表として参戦します。初戦の相手は、今年10月に東京で開催された天皇賜杯第76回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント(=社会人の全国大会)の優勝チーム大阪シティ信用金庫との対戦になります。

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大学生が社会人に挑める唯一の大会で、大学生の力を存分に見せつけてほしいところです!

そしてそして、12月に開催予定の大学軟式野球日本代表の活動です。全国各地から選ばれし選手たちが一堂に介します!詳細は未だ未定ということですが、私も学生コーチとして参加予定です!自分の役割を全うして、チームの勝利と野球の発展に貢献していきたいと思います!

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そのような感じで、全日本大学軟式野球大会が終わっても大学軟式野球はまだまだ続きます!大学で、軟式野球という選択をした学生たちの活躍をぜひ、ご覧ください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がいいなと思ったら下にある♡マークをポチッとしていただけると嬉しいです!

では、また次の記事で!







編集後記

各大学スポーツはこの時期になると佳境を迎え、インカレやら全日本大会やらで盛り上がりを見せています。

(こちらを見ていただけると一目瞭然です!)

そんな中、大学スポーツの選択肢として軟式野球という競技をみなさんに知ってほしいです。野球は野球だけど、硬式野球、ソフトボール、準硬式野球、軟式野球でそれぞれに特徴があって良さがあって、違う競技だなぁとも感じています。特に大学軟式野球で、学生監督を経験できたことは非常に意味があると思っています。今はまだ、実感できていませんが、貴重な経験をさせていただいたと感じています。そんなこともあって僕が大学4年間を捧げた軟式野球という競技が、もっともっと拡まってほしいと感じるようになりました。昨今、野球人口の減少が注目されておりますが、それを食い止めるためには、野球という競技に関わっている人たちからの発信が鍵を握っていると感じます。僕自身、野球という競技がなかったらこれほどまで成長できなかったし、野球という競技に育てられたと感じます。そう思う人はきっと、僕だけではないと思います。こうして現場の生の声を発信することが、野球界の輝かしい未来に貢献できると嬉しいです。最近参加した勉強会で、「他人は見ているようであまり見ていないから思いきって行動しな」という言葉が胸に刺さり、心の足枷が少しだけ軽くなったので、こんな記事を書いてみました。最後まで読んでくださって、心から感謝します。あなたの人生に幸あれ。


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