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ライナーノーツ「ブレス」

やっっっと書くに至ったライナーノーツ。
ずっっっと書きたかったライナーノーツ。
言わば、解説文みたいなものですね。

なんと、実はですね。
おかげさまで私たち「アバンdeモーダン」の第3弾EP【ブレス】が各種サブスクにて配信になりました!

それを機して、それぞれの曲への想いや解説を拙筆ながら書かせて頂こうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

まず1曲目。
アルバムタイトルにもなっている「ブレス」。

以下歌詞全文です。

ブレス

いつも歌が 横にいたわ
何も言わず 寄り添ってくれた
喜怒哀楽が 歌い出した
息遣いを ずっと見ていたわ
揺れてるあたしの歌声を ただ聴いて聴いて聴いて
熟れてく果実と同じように今がその時よ

シンプルなギターとピアニカのアコースティック編成で2分足らずの短い曲です。
今作では急遽入れる事が決まって1番最後に出来上がった曲です。それ故にシンプルな構成になってるのかも…。

歌詞について

今しか存在し得ない「感情」や私という「人間」やその「一挙手一投足」が歌として、そばにいてくれる幸せ。歌える幸せ。聴いてもらえる幸せ。というのを表現しました。

私たちには「期限」があります。
それは、命の寿命かも知れないし、声帯が自由に動いてくれる寿命かも知れない。活動に於いての金銭面的な限界かも知れないし、時間的な制約かも知れない。曲を作り続けるというモチベーションの期限かも知れないし、全てを描き尽くしての表現の枯渇かも知れない。また「アバンdeモーダン」というデュオの存在かも知れない。

何か一つが欠ければ私たちは私たちではいられなくなる。それでもこうして、生きて、歌える以上は、一音でも一語でも多く、「アバンdeモーダン」を遺したいなと思うのです。

また、ミックスに関して、作品自体の息遣いが聴こえてくるような感じにしたくて本来除去するべき息継ぎの音もやや大きめに残してみました。
これによって作品の息吹が感じられるようになったかと思います。

機材はそれなりに持ってる(自分が使用する範囲で)とは思うけれども、あえてこれだけシンプルな編成にしたのは。急遽作り上げて、1曲目に入れたのは。
他ならぬ、この作品の「ブレス」を確かに感じたからなのだと思う。



ちょろっと書いてみたけれど、楽しい。
脳内を一度きれいにクリーニングしてる感じがとても心地良い。
それに、仕事にしろなんにしろ人間は「やろうと思ったことをいつまでもやらずに抱えている」状態が本当に良くないなと思った。想像以上に、精神が削れる。

したいことはさっさとしましょ。
明日の自分に、時間を贈る事ができます。
今日がんばった自分から明日の自分への贈り物。
そんな自分のことだから、きっと明日も有意義な時間を使えるはずです。

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