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ライナーノーツ「がんばりやさん」

各種サブスクにて絶賛配信中の3rdEPより「がんばりやさん」についてのライナーノーツを記します。
第5弾ともなると。自分の文才の無さに呆れ出す頃ですけど、もう少しお付き合いください。


以下、歌詞全文です。

いつでも泣いて良いのに君は本当に頑張り屋さんだね
堪えた涙はきっと強く生きたいと願っている

「やらなきゃダメ」に追われている 
今日もせわしなく
出来ないなんて恥ずかしいもの 
ノーミスでありたいのよ

天気予報は雨模様
傘を持たなきゃならないなら
何かを手放す方がいい
じゃないと涙に気付けないよ

誰かの為に笑顔を作れるなんてとても素敵なのに
自分のために泣けないなんてそれじゃ僕も悲しいよ
いつでも泣いて良いのに君は本当に頑張り屋さんだね
誰かの代わりが出来る人なんてこの世にはいないのよ

僕の知らない君は素敵だろう
君の知らない君はもっともっと素敵だろう

水たまりを踏んで
笑ってたあの頃
雨が上がった次の日は
少しだけ早起きをした

世界は宝石箱になる
涙は輝く為にある
いつから忘れていたのかな
何を我慢してたのかな

誰かの為に笑顔を作れるなんてとても素敵なのに
自分のために泣けないなんてそれじゃ僕も悲しいよ
いつでも泣いて良いのに君は本当に頑張り屋さんだね
誰かの代わりが出来る人なんてこの世にはいないのよ
さあ虹がかかるのを見に行こう

歌詞・メロディについて

サビの「いつでも泣いていいのに君は本当に頑張り屋さんだね」がもう全てです。
これが降りて来ただけでもう良曲決定でした。

世の中に「頑張れ」って言う曲は山ほどあるし、「頑張らなくていいよ」って言う曲も知ってるから。
ただ現状を認めてくれるだけ、そういう優しさの曲もあってもいいかなと思ったら割とすらすら歌詞は出てきた気がする。
雨だって、子どもの頃と大人になった今とでは全然感じ方というか、雨に対する感情が違うもんね。
いつから雨=憂鬱になったのだろう。
確かに、☔️←これが青色っていうのも良くないよね。なんかブルーな感じが出ちゃう。
赤色の傘とかならまたイメージもきっと変わると思うのよ。

脱線した。
まぁ、この曲は難しい転調も無いし、メロもそんなに上下動多くないし。サビのハモリをオクターブ下で歌ってるのも多分そういう感情の動きを表したかったのかなと。相方も歌ってるときに「歌のお姉さんになったみたい」と言ってたし。笑

プラグインについて

またこの曲で使用した音源やプラグインを書き留めておきます。

XLN Audio XO

サビでパーカッションっぽく鳴らしている音源。
サンプル管理がめっちゃ楽。んでGUIがかっこいい。パラ出し出来るしビートのプリセットも沢山あって優秀。ドラム音源はaddictive drums使ってるからXLN Audioさんにはリズム隊を一任してる形です。
他の音源も使ってみたいんやけど、使い倒してないと思うからまだ良いかなと。(他のプラグインでもこの考え方を持ってくれたらいいのに)

Native Instruments KONTAKT6

リコーダーを生演奏で録音して、それにソフト音源を重ねてみました。合奏感と安定感。kontakt対応音源とか山ほどあるし、どうせ長く続ける音楽なら早めに持っておいた方が良い音源の一つ。
元々入ってる音もたくさん種類があって、よくアップライトベースなんかも使っております。

Nomad Factory COSMOS

先述のリコーダーをBUSで纏めて、こちらのCOSMOSをちょろっと掛けました。この「がんばりやさん」は音数がかなり多かったからローカットかけてボヤつきも無くしてるはず。そこに高音の倍音を付与してより聞き取りやすいように、と思って使った記憶がある…。笑
エキサイターってなかなか難しい。倍音付与ってことならアナログエミュ系やらサチュで良いような気もするんだけど、やはり厳密に言うと違ってるのかしらね。

Plugin Alliance Lindell80

周りであまりにも評判良いからセールとバウチャーの重ねがけでお得に導入したと思う。
とてもよく使うプラグインです。アコギとボーカルどっちにも使えるし、音が艶っぽくなる感じ。
何よりGUIがとても素敵。笑
これもちゃんと実機の知識がある人が使えばより凄さが分かるんだろうし、美味しいところを生かせるんだろうなと思う。ボタンの意味とか都度調べてみるんだけど資料ですぐ出てこなかったりすること多いから…
精進します。。。

終わりに

この曲に限らずなんですけど、ほんと歌詞もメロもちゃんと気に入って毎回作れてるのって良いことだと思う。その分生産スピードが上がっていかないのが気に入らないけれど。
それにとりあえず書き上げてしまえば、再考や推敲の余地も忘れられる気がする。笑
一音一語をその場で感覚で選び抜いてるって言えば聞こえは良いのだろうけれど。正解が無いのが音楽だしね。

ようやく次がラストの曲になります。
どうぞお楽しみに。

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