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【WBC】いざ準々決勝へ

みなさんこんばんは。

プールD予選ドミニカ共和国vsベネズエラにて、解説AKI猪瀬の「キャッチャーサンチェス"にしては"よく止めましたねぇ〜」という最大限のサンチェスdisり、「キハーダはアメリカより日本の方が有名なピッチャーですかねー、キハダマグロとかねー、もう色んな言われ方してますからね」といった暴走っぷりに笑いが止まらなかった一昨日です。

小ネタを挟むAKI猪瀬は置いておき…
WBC1次ラウンドを全勝で1位通過した日本代表。

次なる相手、準々決勝はプールAを2位で通過したイタリアに決まりました。プールAは5チームが2勝2敗で並ぶという、史上稀に見る大混戦。

その中で1位通過となったのがキューバ。今回は亡命組も参加をしており、新たな"ハイブリッド"キューバとしての初めての大会でした。しかし、蓋を開けてみれば開幕2連敗。しかしそこから、パナマ、チャイニーズ・タイペイに勝利。失点率の結果、最も低くなり1位通過となりました。

そしてイタリア。1勝2敗で迎えた第4戦。「4点差以上でオランダに勝利」が2位以内の条件という中、先発ハービー(オリオールズFA)が試合を作り、4回裏に一挙6点の猛攻を仕掛け逆転。その後は、パランテ(カージナルス)、ラソーサ(レイズ傘下)、ニットーリ(カブス)、フェスタ(マリナーズ)、スタンポ(ダイヤモンドバックス傘下)で1人1イニングの継投で逃げ切りました。


準々決勝進出国の予想が最も困難と言われていたのがプールA。
前評判が高かったのはキューバ、オランダでしたが、その中でもイタリアは準々決勝へ進出するのではないかと予想しておりました。

1位イタリア、2位キューバと予想しておりましたが準々決勝進出国は当てましたのでそこはご容赦を……


打線で特に注意すべき選手は、4試合1番として出場のフレリック(ブルワーズ傘下)、ロペス(ロイヤルズ)です。

特にフレリックは、MLB公式サイトの有望株ランキングで30位につけている、いわゆるプロスペクトの一人です。今大会も4試合で打率.389、出塁率.421、OPSは.977を誇ります。

ロペスは昨シーズン、ロイヤルズで142試合に出場。長打は多くありませんが、俊足巧打の内野手です。
今大会は打率.500、出塁率.529、OPSは1.217と大暴れしています。

イタリア打線は4試合でホームラン0本です。とにかく単打で繋いでくるといった印象です。上記2人に加え、昨シーズン72試合て10HRのパスカンティーノ(ロイヤルズ)、エンゼルスファンにはお馴染みのフレッチャー(エンゼルス)といったメジャーリーガーがスタメンに並びます。その他も3A以上の選手がそろい、全体レベルとしては「3A+」といったところでしょうう。

また、データに基づいた緻密な野球をしてくる印象です。監督は言わずもがな、MLB通算2127安打、427HRの"ガチレジェンド"マイク・ピアザが務めます。2006年の第一回大会はイタリア代表の選手として出場し、それ以降はコーチとして代表に出場していました。

今シーズンのMLBでは禁止されている"極端な"守備シフト。内野手が「ここにいるのか…」といった場面が予選でも何度か見受けられました。遊撃手フレッチャーがセカンドベースより右で守り、一二塁間に計3人を配置するシフトです。

そして投手陣。予選で2勝の内、2先発を担ったハービー(オリオールズFA)は球数制限のため準々決勝には出場できません。恐らく、オランダ戦の2番手で出場した、パランテ(カージナルス)、フェスタ(マリナーズ)のメジャーリーガーを中心とした継投でくると予想されます。若しくは、パナマ戦で4回1失点ト好投したヴァッサロッティ(ブルワーズ傘下)が有力視されています。

左の変則派もリリーフ陣にいる為、非常に厄介な相手になることは必須です。正式には発表がありませんが、日本は大谷、ダルビッシュの2枚看板を登板という可能性もあります。先日エンゼルスネビン監督が明言しており、ほぼ確実となっています。

大谷の準決勝での登板はなくなり、大谷vトラウトの対決は見ることができず残念という声が多いですが、私は二刀流大谷vs悪球打ち曲者フレッチャーの対決を非常に楽しみにしています。早速フレッチャーの挑発が…。


準々決勝まで残り2日。一発勝負といった緊張感の中、ベストな試合を見せてもらいたいものです。そして準決勝、決勝の舞台マイアミへ。2009年大会以来の栄冠を取りに行くためにも、大事な一戦です。


写真引用https://fullcount.jp/2023/03/13/post1350311/より



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