私と嵐

【お茶の間だった私】
小学校の時には休み時間、体育の授業で嵐の曲が流れるのが当たり前で、「嵐の中で誰が好き?」って質問が絶対出てきて。気づいた時には嵐が日常生活に染み付いた生活をしてきました。でも私の家族には何かにハマるって文化がなかったからただのお茶の間ファンで、嵐を追っかけてる子の気持ちが分からなかった。でもアイドルと言ったら嵐一択、そんな人でした。初めて親抜きで見た映画はプラチナデータだし、初めて録画したドラマは謎ディだし、小学校の課題でインタビューしたauでもらった嵐が写ったパンフレット眺めてたし。その時から5人の中では櫻井くんだったし、今考えたらオタクの精神はあの時からあったのかなあ。

中学の時はまだ息抜きの方法知らなくて、高校受験への取り組み方失敗して受験落ちて。併願校に入学して。入学してすぐもまだハマるわけじゃなく、だけどなぜかテスト勉強に行き詰ったらNHKのハワイのドキュメンタリーめちゃくちゃ見てました。笑

【オタクになった私】
高二の時、花晴れが始まるってことで花男の話題が出てきて。その時まだ花男をちゃんと見たことがなかった(卵なげつけてるとこしか見た事なかった)私はなぜか花晴れやってる時に花男を見るようになり、もともと恋愛ドラマ大好きだからどハマりしまして、GWずっと家にいて最初からファイナルまで全部見ました。その頃からSNSで真央潤とかF4検索して動画見るようになって、関連動画で嵐が出てくるようになって、めちゃくちゃ5人が面白くて。沼へどーーん。笑
今まではオタクって言うのに抵抗があった部分もあったと思うけど高二のクラスメイト、3分の2レベルでジャニオタがいるクラスでして。オタクの楽しさに気づけました。高校受験で息抜きを知らなくて失敗した私はちゃんと“嵐”という生きがい見つけて、高校での成績順位がどんどんあがっていった。
感情移入が死ぬほど激しいから嬉しいこと人の何倍も喜ぶけど悲しいことも人の何倍も傷つくからアンリーとか見た時本当に辛くなっちゃって。私が沼ったのって高二の6月頃、つまり2018年6月頃。ちょうど嵐として決断を下してる時期。その時には憶測で「2020年で解散か」ってずっと言われてて。嵐がどうなるのか不安でもあったけどそんな感じを一切見せない嵐だからついていこう、今までの分の嵐沢山見て、古参に少しでも近づけるようになろう、嵐のこと沢山知ろうって必死で。

【2019年1月27日から】
そしたら、2019年1月27日を迎えました。確か部活が終わって、習慣化してるSNSで“嵐”を検索してる時。Twitterで検索して、1番上に出てきたのはテレビ朝日の公式のTwitterのつぶやき。“嵐が活動休止を発表”
手が震えて。とりあえずFCサイト言って、動画みて、友達に泣きながら電話して。震えがずっと止まらなかった。ストーリーではみんなが嵐のこと載っけてて嵐の影響力の大きさ感じながら「やっと見つけた生きがいなのに」って号泣。会見がどんな感じなのかそわそわしながらニュース見てたらいつも通りの嵐、なんならいつも以上に笑顔な嵐がいて。たっくさんたくさん話して決まったことであり、2年という期間を与えてくれた経緯も知れて嵐への愛が止まらなくなりました。
ちゃんと思いは受け取ったんだけど授業中やっぱり嵐のことを考えちゃって。友達には後ろ姿から大丈夫じゃないのが分かるなんて言われたけど、受け止めようと必死に頑張った。
「推しは推せる時に推せ」だなあって改めて感じて、テレビはなるべくリアタイで見て、受験生なのに5×20で北海道まで遠征し、ありがたいことにシューティングも参戦することができた。まわりには受験生なのに?って声もあったけど嵐のおかげで受かったって言いたい、って思って高校受験の時には考えられない集中力で最後まで頑張りきって。無事に第1志望の国立に受かりました。嵐のコンサート行ったり、大学生活充実させたり。いろんな夢を描きながら2020年スタートさせたんだけど。こんな状況になっちゃって。こっちはめちゃくちゃ悔しいから駄々こねちゃうのに、嵐はこの中でもできることを、ファンに喜んでもらえることをって沢山沢山沢山チャレンジしてくれました。嵐って凄いなあって改めて感じた。まわりの環境に言い訳してしまう私には本当に嵐が輝いて見えます。
本当に沢山のことにチャレンジしていた嵐のこと、全部を全部100%で応援できていたかというとそうではない部分もあります。でもそれって違う人間だから、絶対に100%考えが一致する訳なんてなくて、当たり前のことであるとも感じてる。私はARASHIより嵐が好きだけど、ちゃんとARASHIとして世界に挑戦する姿と、今まで通りの嵐と両方届けてくれていたから納得して応援できました。いろんな人がいるこの世の中でのあるべき姿を見ている気がして、嵐に人としてのより良い生き方を教えてもらいました。

【嵐の好きなところ】
嵐って国民的、スーパーアイドルで、たまにほんとに同じ人間なの?って思うこともあるんだけど、バラエティやTiktokでふざけてる姿見てるとあぁ、同じ人間だなんて思います。そんなギャップがある嵐が大好きです。(語彙力なくて伝わらない)
嵐の大好きなところとしては何より、5人の関係性。
さっきも話題に出したように人ってそれぞれ違うから、みんな同じじゃないから、ぶつかることがあって当然だと思っています。嵐の5人なんてタイプが全然違うわけで、考え方だって違う。だけど、それを全否定するなんてことせず、相手のことを受け入れて、どうやったらみんなが納得できるか、色々な方面から沢山考えて調和して。5人がお互いのこと尊敬しあってるからこそのグループとしての形が整っていて。教師を目指している私としては道徳の授業で扱いたいくらい。プライベートでもずっと一緒にいるような仲とはまた違うけど、“嵐”という特別な枠の人達がいる5人のことをとても羨ましく思います。そんな5人を見てるだけで一ファンとしては幸せなのに、ライブ含め、ファンへ感謝の思いを伝える活動を届けてくれてありがとう。

【2020年12月31日】
This is 嵐 LIVE めちゃくちゃ最高でした。enjoyで潤くんが1曲目から飛ばしていくって綴ってたから始まる前からワクワクしてたけどまさか休止会見の時に流したワイハーだとは思ってなくて最初から号泣案件。配信ならではの演出にするって話も本当に配信ならではで、演出の壮大さに圧倒されました。全ての曲に思いがのっかってて、改めて嵐の音楽の凄さを実感。紅白の言葉もぶっ刺さりまくって、Happinessを笑顔で歌う嵐にも泣きました。見てる最中、ほんとに休止するんだっけ?って気持ちになっちゃって。普通のLIVEとして楽しんでた時間もあったけど、それはそれでいい時間だったんだろうなとも感じてます。ファンからのメッセージも届けることができて嬉しかった。五人、一人一人のメッセージ、最後の最後まで嵐が嵐のこと大好きで、五人のこと大好きなのが伝わってきて本当に感動しました。目をうるうるさせ、涙を零してるメンバーを見てたらそりゃ泣くしかない。最後の最後、「俺らの名前はなんだー?」って(嵐大好きおじさんいわく、簡単なクイズ)聞かなかったのは再開後、私たちが答えられる機会を残してくれたのかなー、なんて思ったりして。光に消えてく嵐を見届けたら目に輝きを失って、抜け殻になっちゃいました。
クリスマスあたりの時は休止発表してからの約2年は全てを嵐に費やしてきたから2021年になったら今までやってこなかった自分に時間やお金を費やすことに重点置こうなんて思ってたのに2021年の元旦の夕方になっても気力が出てこないのが現状です。
でも嵐のみんなが言ってたように嵐の音楽は生き続ける訳で、映像見れば嵐の姿も見れるわけで。ずっと抜け殻でいたら2年も猶予を与えてくれた嵐に失礼にもなると感じているから、どうにか気持ちを切り替えて頑張りたいと思ってます。
永遠なんてないと思ってるし、何が起こるか分からない世の中だけど嵐が今まで残してくれた軌跡、奇跡は変わらない。本当に本当に本当にありがとう。嵐のこと、五人のこと大好きです。また、いつか、夢の続きを見れる時を楽しみに、私は私なりに頑張ります。