文房具

♯02 文房具-ノート、シャープペンシル

中学生から高校生までの変なこだわりは、教科ごとにノートの色を決め、それに合わせてシャープペンの色を決めていることだった。国語なら緑、英語は赤、というようにノートとシャープペンはセットだった。
だから、筆入れには5本ほどのシャープペンシルが常備されていた。しかも、同じ種類のが。高校生になると教科が増えるので、1本につき2教科担うなど、工夫した。
ノートはCampusノート一択。色の種類が足りなくて、やむなくルーズリーフも足したが、Campusであることでなんとかしていた。ちなみに、消しゴムについては『Mono消しゴム』80円サイズ一択。
自分でもなぜこんなルールを作ったのか面倒くさい女だが、それによって安心感を得ていたのはそうだと思う。だけど、受験の少し前にシャープペンを変えてしまったことは今でも本当にわからない。受験…苦しかったね。よく耐えた。

大学生になったら、そんなルールはもうどこへやら。そんなんありましたっけ、と言わんばかりにてきとうにやっていた。興味がなくなってしまった。

社会人になると、ボールペンに固執するようになった。『ZEBRA スラリ』に猛烈な信頼を置き、芯を入れ替えて何回も使った。ああ、中高生の時みたいに、めちゃ不安だったのかな。ボールペンがボロボロになるように、私もボロボロになった。気づいてあげられなかった。そうか、そうか。(ちょっと盛ってる)

専業主婦になって、ボールペンは『ZEBRA スラリ300』シャープペンは『ZEBRAエアーフィットライト / S』を使うようになった。どちらかというとお気に入りで使っているので心配ないとは思うが、ルール化した場合はすみやかに気づいて、とどまりたい。

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