見出し画像

初心者でも簡単!オスンの歩き方

Maa2です。
年に一度のオスンの時期が近づいてきましたね。
近年はコロナの影響で縮小開催となっていましたが3?4年ぶり?に従来の規模にて開催されるそうです。

この記事の内容は藤岡弘探検隊と同じテンションで読むことを推奨です。
信じるか信じないかはあなた次第。

○オスンとは?

知らない方のために説明すると、このイベントはオールドスクールナイト、世の中では通称OSNと呼ばれている大人気かつ大規模なイベントです。

集まる各ジャンルの参加者のレベルもすさまじく、一次予選を通っただけでも地元で自慢していいレベルだと言い伝えられている。

北海道では「オスン」と呼ばれている。

いずれこういう本にも
「オスン」が載る。

二次予選を通過すると地元の駅前に銅像ができますし、その後一年間はOSNベスト〇〇みたいな二つ名ができます。

ダンス界のM-1グランプリみたいな大きな存在だ思われる。

トーナメントに残ると
こういう画像を作ってもらえる。多分。
知らんけど多分ね。

各地方から人が集まるイベントで、ある意味同窓会的な役割を果たしているのだが
自分は北海道に住んでいて、初めてのオスンは知り合いがほぼいない状態で参加したのでかなり緊張したのを覚えている。

今回コロナ明けという状況もあり、この規模でのオスンに初めて参加する人のために
オスンで自分が困った部分を先に共有しておく。
ぜひ参考にしてほしいが、自己責任でお願いしたい。
オスンを覗くとき、オスンもまたこちらを覗いているのだ。
ダンスというのは厳しい世界なのである。

オスンはつぶらな瞳をしているね

〇会場への道順

令和の現代であれば、日本語がわかれば容易だろう。
たどり着く、というだけなら。
甘い。甘すぎる。
もう電車を降りた瞬間から予選は始まっているのだ。
単にたどり着くだけならもうね。ウォークラリーでいいわけですよ。
今ここでマップアプリを開き、道順を確認しようとしている人がいたら問いたい。
あなたがジャッジだとして、予選のムーブ中にアプリで道を確認している奴がいたらどうだろうか。

運営「もう始まっているよ」
松「そうですか」

そういうことである。常在戦場。
マップアプリは改札を出た瞬間、当然即閉じ必須。
道など当然覚えている、という顔で会場まで歩けて初めて予選通過か否かの場に立てる。
とはいえ、「いきなりの大阪で道がわかるはずないだろ」という方も多いと思う。駅を出てすぐのコンビニ前にて少し待っていてほしい。

見た目が少し怖そうな人たちが大荷物でレッドブルを飲んでいる。確実に飲んでいる。

飲んでなかったらお前が率先して
"それ"に成るんやで

その人たちの行く先について行けば確実に着く。

レッドブルの人たちが多分こんなことを言い出すので
ついていけ

〇エントリー列

何度も繰り返すが規模が大きいし、緊張していることだろう。
怖そうな人たちが巨大な会場の周りに大きな列をなしている。
俺が初めて参加した時にはこんな感じに見えた。

これがオスンである。

祭りである一方、ここは戦場なのである。

甘えは許されない。もしも先ほどまでの行程でマップアプリを開きながら会場に来ていたらこの日一日、ダンサーたちの熱気がこう見えるのだ。
もしも待ち合わせで人を待つ場合にはこの場所はオススメしない。気まずいからである。
その場合は前項に戻り、近所のコンビニでレッドブルをストローで飲みなおせ。
そして改めてそれっぽい人たちについてこい。人生はやり直せる。

〇開始までの時間

かなり殺伐としている。みんな開始前のDJタイムにめちゃくちゃアップしている。
開始のアナウンスとか予選開始した後のなんやかんやは長いから気を付けろ。

始まる前に疲れることすなって言ってんの

よくわからない、という方はSASUKEの山田勝己を見習ってほしい。
割とギリギリまでずっと参加者の1stステージを見守っている。

この感じでいけ

なんかそれとなく順番が迫ってきて初めて“反り立つ壁“に向かって飛ぶデモンストレーションを始めるだろう。
同じである。ゼッケン番号1番の人がチャレンジしている最中に本気を出すと終わる。
体力お化けの若者は最初から頑張ってもいい。汗をかいた数がそのまま君の青春や。


人生は青春や!

〇酒は先に飲んどけ

これは会場にたどり着くまでにマップアプリを開くな、というのと同じ理由である。
戦いはもう始まっている。
みんながアップしている中、先に酒を飲むような奴は強キャラだと相場が決まっている。

強キャラ感出してけ

酒を飲むタイミングを少し早めにするだけで強キャラになれるのだ。会場について着替えたらぜひ先に酒を飲んで欲しい。
その時点で予選通過はもう目の前である。
未成年のみんな。君たちは烏龍茶をそれっぽく飲め。

〇ピリピリすな

人生は勝負の連続である。
それは確かだ。

人生は受験や仕事、果ては人によっては趣味でも争いとはいかずとも。
勝負の場面、他人と比較される場面が生じる。
なんとなく生じたその平坦な空気感に飲まれるな。自分の中に熱狂の波を持て。

期末テストの時にスタートの瞬間、カリカリ書いているやつがいたところで
変に焦っても意味がない。楽しめ。
カリカリ君はめちゃくちゃ劇画タッチで落書きしているだけ。俺を信じろ
つられて焦ってなんとなく回答を書くんじゃあない。落ち着け。

もっとカリカリ書いてくれこれは

〇エントリーの名前が長い奴には注意しろ

エントリーの際に注意してほしいのが、やはり
「ダンサーネーム(チーム名/都道府県名)」が長ければ長いほど強いという点だ。

・りんごの木を蹴ると重力で果実が下に落ちる
・それでも地球は回っている
・愛は地球を救う
・死神はりんごしか食べない
・エントリー名が長いほど強い

これが現実。

極論だが、ポケモンで最初に出てくるのは「ポッポ」
いわゆる伝説のポケモンはこれより長い名前である。
理由は簡単、「名前が長いほど強い」からである。任〇堂も同意見のようだ。

5文字でもこんなんもいるけどね

名前が長くて弱い奴もいるが
強い奴の名は皆すべからく長い。

ここに目を付けた人間も多数存在する。
Maa2(MENS WAACK JAPAN/山口・北海道)
として一時期はいい感じであったが周りの面々を見ると最近はもっとレベルの高い戦いが生じている。

今年に関していえば韓国からのダンサーが4チームほど書いており、もはや俳句の文量と見紛うほどになっている。海外勢はやはり強い。

レペゼンも長ければ長いほどいい

現時点でざっと見たところ、その連中にも負けないエントリー者が関東にいた。
ちょっと勝手に書いていいのかわからないので、是非その目でチェックしてほしい。まあムムピスである。むむピスが今一歩先を行っている。

○予選通過者録音しとけ

貼り出されたりしてもどうせ見つけられない。
録音しとけ。これはマジやで。


以上がオスン前に心掛けていただきたい内容である。

俺は会場に向かうときから、マップアプリを使わずにドヤ顔でエントリー会場へ向かう皆さんの勇姿を見届けるのを楽しみにしている。

わかっている俺達でイベントを盛り上げよう。

一つだけ約束だが、運営の人たちに万が一怒られたら怖いので当日この記事の話は俺にしてこないこと。いいね?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?