〜修行〜暗黒体操
Maa2です。
自分が考えた暗黒体操というしょうもない必殺技を紹介します。
厨二病の日記だと思って微笑ましく見てください。
waackをするにあたって、自分はすごくデリケートに踊りたいが、イメージがつかめておらず、いわゆる解像度が低く、具体的な質感までも想像できないまま踊ってい他ので、全くリアリティのないダンスをヘラヘラ踊っていた。
まあリアリティがないから、どう踊ればリアリティが出るのか、と最初は考えた。リアリティを出す手段、なんなんだろうな〜と。
なんだかめんどくさくなって、先人に学ぶことにした。
ダンスなんて色々種類あんだし、俺がわざわざ新しいこと見つけなくても少し昔の天才たちがきっとなんとかしてくれる。
天才はいた。
動画を少し見てもらえればわかると思うが、全くわからない。
全くわからないんだな、ということがわかると思う。
わからないながらも少しの恐怖と好奇心と、ひとつまみの表現しがたい不快感があった。
この正体不明の不快感こそがリアリティでは?理屈抜きで人に感動を与えるヒントになるのでは?と感じた。
これは暗黒舞踏とかButohとか呼ばれるものだそうだ。
ほーん、そんで?
ああ、なるほど。全然わからん。
わかんないけど多分これすごく面白いことをやってんだなと思った。
これを語るときに出てくる土方巽氏のことを調べたり、なぜこういう表現なのか、基礎となる部分の共通項は何なのか、色々と調べてみた。
調べてみつつ、主体的に自分が志向したい部分というか、その自覚が大事なのかなと思った。
主にwaackで言えば、差別されていた人の自己表現なので当時のことを知りましょうね〜という流れがあると思うが、個人レベルの悩みでも令和ならではの悩みでも落とし込めるんでは?と思い、主観的な体験資産とかその辺りの理想と現実の差とか、いろんな意識と照らし合わせながらの表現を試してみた。
自分の踊りが始まる5秒前に生まれて、生まれたやつが踊りの楽しさに気づいて、
なんか楽しくなって終わるとか。そんな妄想で踊っていた
「曲を聞いたイメージで勝手に色とか登場人物とかシチュエーションを想像してみてね〜」とジュンコササオカさんのレッスンで言われていたので、これは簡単だった。
この調子で続けていると、周りの評価も自然と変わっていった。
そう、ぼろくそだったのである。笑
全く理解されず、変なことがしたいんだね、とかお笑いに走ってるんだね、とか言われたことは散々だったが、一部の人から時々とても褒めてもらえるようになった。
当時Archieがよく話していた「no groove」という技術?と合わせて使えるように練習した。
なかなか記憶力に自信が無かったので忘れないように「暗黒体操」と名付けた。
暗 黒 体 操
(ダークネスエクササイズ)
超かっこいい。
みんなもやろう暗黒体操。
終わり。
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