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自分で決めていいんだよ

少し前から娘は、

「○○の好きにするから!」と、私に言うようになった。

「母の意見を丸飲みする私じゃないのよ!」という気持ちの表れだろう。

私は素直に嬉しかった。

反抗してほしいわけでは、無いけど

何でも私の言いなりにならないでほしいと思っていたから。

娘は、まだ保育園の年長なので、日々の生活で私が口を出すことが多い。

今日は、天気予報で「7月並みの暑さ」と言っていたので、長袖を選んだ娘に「今日暑いらしいから半袖のほうがいいかもよ」と伝えた。

すると娘は、「でも、○○の好きにするから!」と言っていた。

「いいよ。」と私が伝えると、娘は少し考えたあと引き出しから半袖を取り出し着ていた。

まだ娘の心の中には、「母の意見は正しい」と思う気持ちがあるのだな。と感じました。

が、以前の「何でも母にお任せタイプ」からは少しずつ脱却してきている様子。

大人の意見は、絶対ではないと思う。

長く生きていて、経験もあるぶん、その後に起こることを予測出来る。

だから、自分の子どもには「それやると、こうなるよ」とアドバイスしたくなってしまう。

しかしそれは、子どもの経験を一つ奪っているのかもしれない。

命に関わったり、他者を傷つけること以外は、大らかな心で子どもを見守っていきたいと思う今日この頃。


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