アニメ見てますか?

以前からここでちょくちょく話題に出させていただいていますが、僕は映画が好きで、意外と思われるかもしれませんが、実写のみならずアニメ作品もよく見ています。

どちらかというと日本の2D風の作画より、アメリカのフルCGアニメーションが好き。
スタジオジブリ作品は詳しくないですが、ピクサー系は結構な数、網羅しています。
普段、忙しくしている関係でテレビ局で放送されているアニメの劇場版を見ることはなく、そのため「鬼滅の刃」とかも見ていませんが、新海誠監督作品のような、劇場のみで公開されているアニメ映画はそれなりに見てきています。

平均で月に5本くらいは映画を鑑賞しているのですが、ここ最近はその中に
1本ほどアニメが入ってくる感じですね。

アニメ映画って、実は物語制作の現場の端くれとして思うのですが、作り手にもかなり勉強になるんですよ。

どんな点が役に立っているか、その理由を挙げていきますね。

アニメ映画を見ることのメリットの一つ目は、

「万人にわかりやすい話を作りやすくなる」

これが挙げられます。
実写映画は、作品によっては内容が難解なのもあり、そしてそれを是としている風潮もあるため、実写のストーリー構成に影響され過ぎてしまうと、せっかくのアウトプットが人を置いてけぼりにしてしまうものになってしまう可能性がある。

アニメももちろん難解なのもありますが、やはり視聴者にお子様を想定しているので、良い意味で単純な内容ですし、教訓もわかりやすい。

僕は多くの年齢層が見るテレビのお仕事をしているため、「わかりやすさ」は何より重視しなければいけません。
僕の現在のテレビ界での執筆活動はアニメーション映画とは全然関係ないですが、万人が一発でわかるアウトプットを出す必要はあるので、アニメの鑑賞経験が多いに役立っています。

もう一つのメリットは、
「非現実的な動かし方を学べる」

点にあります。
ちょっと専門的な内容なのですが、僕は時折、アニメーションで構成されたCMの台本を書くことがあります。
その際、実写映画だけでなくアニメ映画を見てインプットしておくと、実写ではできないことでアニメーションではできること、またその逆が明確になるんです。

アニメに出てくるキャラクターや人物って現実の人体では物理的に不可能な動きをつけたりできる。
それが作品の良いアクセントにもなる。

そのため、CM台本やアニメーションを想定したYouTube用の台本を書くときとか、その知識がすごく役立ちます。

ちなみにおすすめのアニメは、難解なもので申し訳ありませんが、
「マインド・ゲーム」「鉄コン筋クリート」「JUNK HEAD」「ベイマックス」、この辺りです。

みなさんのお好きなアニメも教えていただけますと嬉しいです。

読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。