これは信じていない、というもの
先日、普段受講しているオンライン英会話の授業で、講師からお題を出される形で「Supernatural(超常現象)」の話になりました。
基本、僕はいろんな会話パターンを覚えたいので、与えられたテーマでなんとか英語での説明を試みるのですが、このテーマのとき、けっこう困ったんですよね。
そこで今回は、こんな話をしてみようと思います。
なぜその講師とのフリートークの際に困ったのかというと、それは僕が……、
「超常現象の存在を信じていないから」
です。
ポルターガイストや火の玉など、そういった現象は基本的には、まだ科学では解明されていない物理現象が起きているだけだと思っています。
なぜこんなお話をしているかというと、僕は作家的な仕事をしてはいるものの、あまりスピリチュアルなものに共感することができないことを知って欲しいからです。
「引き寄せの法則」
とかも有名ですが、あれは「何もしなくても願い続けたことが向こうからやってくる」ということではなく、「願うことでそれを叶えるための行動を起こすようになり、結果としてそれが叶った」という因果律の話だと思っています。
「占い」とかも、それがお好きな方には申し訳ないのですが、僕は信じていないです。
占ってもらうことで心が安まる人もいるのでしょうが、僕は逆に疑ってしまうタイプ。
それで何かが変わるわけではないし、自分の人生を良くしたいなら、収入とか支出、仕事状況、付き合いのある相手の振る舞いなどを冷静に分析して、空想ではなく、そこから見えた客観的な事実と只管向き合っていくことしか方法はないと思っています。
そこに運命などのあるかわからない要素や感情論は入れるべきではないと考えている。
「血液型」で性格を判定したりしている人もいらっしゃいますが、ごめんなさい。
あれにも共感はできないです。
科学的には「血液型は性格とは全く関係がない」とされており、血液型の種類の分布も国によって違うので、根拠がありません。
ただ、そういう根拠がないというか、スピリチュアルな話が大好きな人がいるというのもわかっていますので、それを好きなこと自体は別に止めたりしないです。
その一方で、正直、こうも思うんですよね。
「スピリチュアルに逃げてはいけない」
僕はリアリストな一面があるのでこう考えてしまうところもあるのですが、もし、「辛い現実から逃げたい」という前提の上でスピリチュアルに傾倒しているとしたら、それは後でもっと辛くなることの方が多いと感じてしまう。
特に男性に対してはそう思います。
もしそれに逃げているところがあるなら、逃げないほうが男としての向上につながります。確実に。
ちなみにスピリチュアル系は苦手ではあるものの、その一方で心理学は好きです。
脚本家の勉強の際に、これは他の多くの同業者も通っている道なのですが、ユング心理学を勉強しました。
読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。