ウエディング司会の大切な仕事のひとつ。

私が長年ウェディングの仕事をしている中で、ウェディングを学ぶための本をいろいろ集めているのですが、その中の1冊が「世界・ブライダルの基本」(財団法人日本ホテル教育センター編)と言う本です。

そのタイトル通り、日本だけじゃなくて、世界中の結婚式について書かれてある本で、その本の最初に書かれている言葉が


結婚は「世界の幸せの基本」です。
世界のブライダルのしきたりや習慣、価値観などには、日本のブライダルの常識を基準に考えると、なかなか理解しにくいことがたくさんあります。根本的な価値観が正反対に感じるしきたりもあります。

しかし、1つだけ世界に共通することがあるのです。
結婚というものに、すべての人、すべての家族が共通して込める思い、それは「二人の幸せな人生を願う」ということです。

結婚は人々の愛を感じ、育て、守っていく素晴らしいシステムです。形こそ違えそこに流れる幸せへの願いは、人類共通の感情です。


そんな言葉。

カップルの数だけ結婚式の形はあるでしょうし、国が違えば、本当に儀式の内容も異なりますし、時代によっても色々なことが変わってきます。

だけど、私たちのサロンに長年お迎えしてきた結婚式をされるお二人はその多くが、最初にどういう結婚式にしたいですか、とか、結婚式でこだわりたいところはありますかと聞くと、ご自身のドレスとか、タキシードなどの衣装についてでも、結婚式の会場装飾や演出などについてでもなく、まずは「ご両親やご家族ご友人など大切な方」に感謝を伝えられる結婚式にしたい、とか、喜んでもらえる結婚式にしたい、みんなに楽しんでもらえる結婚式にしたい、とおっしゃいます。

参列されるゲストの皆さんも、お二人の幸せを心から願っているし、新郎新婦お二人も、結婚式にお迎えする皆さんのことを大切に思う日、というのが結婚式の日なんだなぁって毎回仕事を通して感じています。

私自身、サロンドキミコでの日々の仕事をしながら、FMいしがきサンサンラジオやROKなどでもおしゃべりをさせていただいたり、時には、結婚式の司会進行などをさせていただくこともありますが、新郎新婦お二人の想いとゲストの皆さんの想いを、結婚式当日、会場でしっかりつなぐのが、司会の大切な仕事のひとつだと思っています。

石垣島のホテルで結婚式をされるお二人が、私たちのサロンでの「ホテルウェディング衣装&お支度プラン」をお選びいただいた場合は、オプションにはなりますが、私が結婚式の司会を担当させていただくこともお選びいただけるようにしています。

万が一選んでいただいた時のために、もっともっと大切に言葉を学ばなきゃいけないな、なんて思っている今日この頃です。