軽貨物の闇

昨日軽貨物の面接に行ってきた
会社名は言わないが、HPもあり、しっかりしていそうな感じだった。
日当制と歩合制があるよう。
日当制は1日19,000円+消費税1,900円。
週5稼働したとして、約22日/月
店の売上として(19000+1900)*22=459,800円。
これが元請の会社から、面接いった会社に振り込まれるとのこと。
459,800円から店側に支払うロイヤリティー15%=68,970円
差し引くと私の売り上げとしては390,830円とのこと。
これだけ聞くといいやんと思うが、経費が色々かかってくる。

経費
自動車リース:30,000円
自動車任意保険:25,000円
事務手数料:10,000円
ガソリン代:30,000円
駐車場代:15,000〜20,000円
経費合計=115,000円
手残りが275,830円
計算すると日当が12,537円
8時〜20時くらいまで働くとのことなので、
時給換算すると1,044円。
こう考えると、都内の最低時給(令和4年10月1日より1,072円)に比べ下回る計算になる。
人によってはいいのかもしれないが、これであれば、軽貨物の仕事はしないという結論になる。日当制はアマゾンの倉庫に荷物を取りに行くことになるとのこと。アマゾンフレックスとの違いは車を会社がリースしてくれるかどうかとのこと。
契約書のドラフトはいただくことはできず、見せるだけとのこと。1年契約をして、契機満了できない場合は賠償責任、また、裏で会社通さずお客様を引っ張ってきた場合は100万円の損害賠償が発生するとのこと。
稼いでいる人は歩合制でやっている人とのこと。
会社によって全然違うと思うが、ちょっと軽貨物の闇を見た気がした。
逆に待遇がいい会社をつくれば、人は集まりやすい環境は作れると思う。どこまでを会社が経費を出して、個人事業主を負担するのかがきもになってきそうな業界だなと改めて思った。

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