良い対話の場にするチップス
良い場の定義をしたけど、どうすれば「良い場」を作ることが出来るのだろうか?
「こうすれば必ずいい場になります!必勝法」があるか、と言えば。
無いでしょう。
場は生き物なので。
正確に言うと「ヒトが集まって出来るのが場」なので。
空間だけではなく、その時の環境(温度、湿度、匂い、その他もろもろ)と集う人たちの状態、気持ち、様々な事柄は日々うつろうもので、まさに「極まりのないこと」なのです。
それでもいくつかは「心がけると良い」とワタシが感じていることがあるので、それをここに書き記していこうと思います
自己開示
まず「自分が何者なのか」から自分から開示する。
ちょっとどうかな,ってとこに踏み込む
自己紹介は当然ありますが、そこで「自分のすべて」をさらけ出すことはありません。
それをやったら時間が幾らあっても足りないし、相手に自分の弱点をさらけ出すのも落ち着かないでしょう。
いきなり「あなたとは話が出来ない!」「(ネガティブな表現)」など言われたら・・・
そう思うと「本当にいいたいこと」が言えなくなっていきます。
とはいえ。よそよそしい距離感では、いつまでも間は詰まりません。
なので「ほんの少し」間を詰めるのです。 対話の中で。
この「ほんの少しの距離感」は難しいですね。
リラックスした場づくり
リラックスした場を作る、、、「リラックスした場」とは、どんな場でしょう?
まず温度。暑かったり寒かったりすると落ち着きませんね。また人によっての感じ方も違います。
音楽などはいかがですか? ノリノリな音楽を聴いたり、落ち着いた音楽もいいでしょう。また対話をしているときに、あまり騒々しい音楽も話しづらいし、シーンと静まったところで話すのも落ち着かないときもありますね。
また「決める会議」とは違った日常感を演出するのに、お菓子やおもちゃも用意するといいでしょう。 簡単なチョコなどだと会話の邪魔になりませんが、あまり大きなお菓子などはつまむのに気が引けたり、食べることに集中しがちです。
場づくりの最後は「フレンドリーな雰囲気」です。あなたの事をお待ちしてました!場に受け入れられるか、ここにいていいかは「場に来た時」から始まっています。緊張感あふれる場と、フレンドリーな場と、どちらがリラックスできるでしょうか。
信頼を作る
あなたはヒトを信頼するときのポイントは何ですか?
ワタシは相手の話を信じることだと思います。
そのためには、どんな話でも遮らず聞く事。相手を理解しようとすること。
聞いた話は記憶するけど、その人以外には許可がない限り持ち出さないこと。
相手が話したいことを聞く、自分が聞きたい事は傍に置く(興味本位にならない)
ある人の話をさえぎらず一時間ほど聞いていたところ、相手が痛く感激してくれたことがありました。
一方で、自分の主張を一方的に話していた相手が最後に「これで君と僕の信頼関係はばっちりだね!」と言われた時には呆れてしまいました。
型にはまらない
会を主宰すると、つい「議事通り」に進行したい欲があらわれます。
参加する方も「常識的に」最初説明されたルールは守ろうとするものです。
会の目的によっては、特に「主体的な対話」をしたい場合には、ルールやお作法にとらわれると大切なものを取り逃すことになります。
また主催者が規定したお仕着せのルールよりも参加者が合意したルール、でもシンプルで少ないものの方が守りやすいし自分事になります
冒頭にも書きましたが、場を作ることは「極まりのないこと」なので、自分に縛られることなく「場の声」を聴けるといいですね
まとめ
良い場を作るためのチップスとして、色々思う事を書いてみました!
皆様のお役に立てたらうれしいです(´▽`)
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